安本晴翔が66秒KO勝ち。5・28「NO KICK NO LIFE」で森井洋介との新旧KNOCK OUT王者対決を希望【帰ってきた藤原祭】

来場したピーター・アーツ(右から2人目)が安本に勝利者メダルをかけた(撮影・蔦野裕)

 安本は試合後のマイクで「取りあえず勝てて良かったです。来月、『NO KICK NO LIFE』という団体に出場するので、それも見に来ていただけるとうれしいです」と挨拶。試合後の会見では「昔から前線で活躍している森井選手と階級は違うんですがやってみたい。(森井は)今日負けてしまったんですけれど実績もあるし、KNOCK OUTの看板選手だったし、やってみたいです」と「NO KICK NO LIFE」(5月28日、東京・豊洲PIT)でこの日、ダブルメインイベントの第1試合に出場した森井洋介(野良犬道場)との対戦を希望。

 森井はライト級、安本はフェザー級なのだが「僕は全然OKです。実現したら昔のKNOCK OUT王者を今のKNOCK OUTの王者が倒す。いいっすね。自信は全然あります。誰にでも今、勝てる自信しかないです。重いでしょうけど自分も体作りをしていろいろやって、最近パワーがついてきていると思うので関係ないですね」と語った。

 森井は旧体制のKNOCK OUTで2017年に行われた「ライト級トーナメント」で全戦KOで優勝し、初代KNOCK OUTライト級王者となっている。安本は現KNOCK OUT-REDフェザー級王者で、この対戦が実現すれば階級を超えた新旧王者対決となる。