栗秋祥梧の「弟と同じようにリングに沈める」に山田彪太朗は「山田ツインズの強さを見せつける」【SB】

対抗戦で対戦する山田彪太朗(左)と栗秋祥梧

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2024 act.2」(4月13日、東京・後楽園ホール)の前日計量が4月12日、都内で行われた。

 今大会ではシュートボクサーが他団体の選手を迎え撃つ対抗戦が4試合行われる。セミファイナルの57.6kg契約の一戦で対戦するSB日本フェザー級王者の山田彪太朗(シーザージム)とKNOCK OUTから参戦する栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)はともに57.5kgで規定体重をクリアした。

 栗秋は「明日はどの選手よりも面白い試合をして会場を沸かせようと思う。KOに期待していてください」、山田は「やるべきことはやってきたので、明日はSBのリングに満開の桜を咲かせます」とそれぞれ語った。

 この日の計量を終えての互いの印象については栗秋は「あまり前回の会見で会った時と印象は変わらない。やるべきことをやって、弟と同じようにリングに沈めようと思う」と3月の「RISE ELDORADO 2024」で大森隆之介にKO負けを喫した彪太朗の双子の弟・山田虎矢太を引き合いに出すと山田は「計量前に体重がギリギリでトイレに行ったら、栗秋選手も唾を吐いていた。栗秋選手も減量がきついのかなと思って、明日はいい試合ができそうだなと思った。さっき、弟がリングに沈められたと言っていたが、虎矢太は前回負けたがあんなもんじゃない。明日は山田ツインズの強さを見せつけてやろうと思っている」と反発。

 また山田は強烈な左ボディーでKOの山を築いているのだが、栗秋が「すべてカウンターを合わせる」と言えば、山田は「カウンターを合わせられたら、それにカウンターを合わせます。それだけです」と返すなど最後まで静かに火花を散らした。

「SHOOT BOXING 2024 act.2」(4月13日、東京・後楽園ホール)
◆第8試合 SB世界スーパーウェルター級 タイトルマッチ(70.0kg契約) エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
海人(TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級王者)vs ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ/元ONEムエタイ世界フェザー級王者)
◆第7試合 57.6kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級王者)vs 栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)

◆第6試合 61.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM)/SB日本フェザー級4位)vs 山浦俊一(新興ムエタイジム/元NJKFスーパーフェザー級王者)

◆第5試合 SB日本ヘビー級 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール3分3R延長無制限R
坂本優起(シーザージム/SB日本ヘビー級3位)vs 荒東”怪獣キラー”英貴(パンクラス 大阪 稲垣組)

◆第4試合 70.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
風間大輝(橋本道場/SB日本スーパーウェルター級2位)vs ロクク・ダリ(コンゴ/TRI.H Studio)

◆第3試合 46.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール3分3R延長無制限
MISAKI(TEAM FOREST/SB日本アトム級王者)vs ホンカンラヤー・ゴー・パーサージム(タイ/チョンムロンムエタイ50kg級王者)

◆第2試合 55kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
笠原直希(シーザージム)vs 濱田海(TIA辻道場)

◆第1試合 47.0kg契約 スターティングクラスルール 2分3R延長1R
坂本梨香(BELLWOOD FIGHT TEAM)vs MIYU(DFC Team LEOS)