新王者・大沢文也が「一人くらいつまらない試合をするチャンピオンがいたっていいじゃないですか」と異色の王者像を語る【Krush.136】

「似合わない」と照れ笑い

 今後については「何だろう。もちろん、かっこよく、みんなのように“K-1のベルトを狙います”とか言いたいが、自分は他の選手と違っていろいろ考えていて、まだそういうレベルではないということは分かっている。もちろん目指すのはそこですが、まだまだ伸びると思っているので、ゆっくりゆっくり。やっとスタートラインかなと思う」とベテランらしい冷静なコメント。

 瓦田とは試合後「会話はしました。普通に“ありがとうございました”と言ったら、そっけない感じで“取り返します”と言われました(笑)。めちゃくちゃ怖かった。この前は僕が負けたじゃないですか。その時は向こうが勝ったんで、笑顔で“二度とやりたくないですよ~”みたいな感じだったんですが、今回は僕が勝ったんで“ああ、そういう感じか”と思いました(笑)」といったやりとりがあったことを明かす。これで1勝1敗となったのだが3回目の対戦については「どうなんでしょう。まあ1勝1敗なんで、そこは“やるならやるよ”という感じです」と「THE MATCH 2022」の会見でRISEとの対抗戦について聞かれた際に中村拓己プロデューサーが放った台詞をパクって答えた。

 この再戦については中村氏は「タイミングとか意味がある時期、流れがあるなら再戦はあってもいい。ここはやるしかないという状況だったらリマッチもある」などと語った。