石井逸人が判定で小野島恒太を破り環太平洋王座獲得。世界王者・安藤達也へのリベンジをアピール【修斗】

この日、藤井はグラウンドで圧倒(撮影・堀田真央人)

藤井伸樹が齋藤翼をグラウンドで圧倒し大差の判定勝ち

 第7試合では同じくバンタム級戦が行われ、藤井伸樹(ALLIANCE)と齋藤翼(総合格闘技津田沼道場)が対戦。藤井が大差の判定で勝利を収めた。

 藤井は今年1月に小野島との王座決定戦に敗れて以来の再起戦。齋藤とは2019年9月に対戦し判定勝ち。約2年半ぶりの再戦となった。
 
 1R、藤井はプレッシャーをかけパンチを振って前に出る。齋藤がパンチを振ったところでタックルを合わせテイクダウン上を取りマウント。齋藤はすぐにハーフに戻すが藤井はパンチをこつこつ。藤井はバックを取りにいくが齋藤は動いて許さず。藤井は鉄槌、パウンドからバックを取ることに成功するとスリーパーを狙うが齋藤はしのぐ。藤井はバックを取って4の字ロック。齋藤は腕を取ってなんとか防御。

 2Rは齋藤がいきなり左フックをヒットも藤井は変わらずプレッシャーをかけると、左ストレートを当ててからタックルでテイクダウン。齋藤はケージを背にしながら体を入れ替え立つことに成功。しかし齋藤の右ローに藤井はタックルを合わせテイクダウン。上を取るが齋藤は下から足を狙う。藤井はそれを許さずマウントを取ると齋藤が体を起こすところでスリーパーを取りかける。齋藤がしのぐと藤井はパウンドと鉄槌を連打。そして右腕を取りにいくが齋藤はなんとかしのぐと立ち上がる。