“平成最後の怪物”花岡竜が初参戦。迎え撃つ滉大は「怪物狩り」に自信【RISE159】

初参戦の花岡(左)と滉大

「RISE159」(6月24日、東京・後楽園ホール)の前日計量が6月23日、都内で開催され、セミファイナルのスーパーフライ級(-53kg)戦で対戦する滉大(及川道場)と花岡竜(橋本道場)は52.9kg、53.0kgでそれぞれ規定体重をクリアした。

 花岡はアマチュアで中学までに28冠王を達成し“平成最後の怪物”という触れ込みで中学卒業後にプロデビューした逸材。2020年8月にINNOVATIONフライ級王座、昨年9月にはKNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王座を獲得した。今回、RISEには初参戦となる。

 滉大は関西を拠点に戦い、2017年にタネヨシホを破り☆DEEP☆KICK53kg級王座、2019年に大崎孔稀との決定戦を制し、初代HOOST CUP日本Sフライ級王座を獲得。昨年は「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」に参戦し1回戦で優勝候補の志朗と対戦し、延長にもつれ込む熱戦を繰り広げたものの判定負け。大﨑が計量オーバーで準決勝に出場できず、リザーブファイトに出場予定だった滉大が再び志朗と対戦することとなったが、またも判定負けと志朗に2連敗を喫してしまった。しかし今年3月の再起戦で金子梓に判定勝ちを収め、今回の試合を迎える。

 計量後の会見で花岡が「明日はRISE初参戦でセミファイナルで、強敵の滉大選手と試合ができるということで、自分自身が一番わくわくしている。セミファイナルに一番注目していてもらえれば間違いないと思うので、しっかり見ておいてください」と自信を見せると滉大は「明日は怪物狩りをするんで期待しておいてください」と静かに闘志を燃やす。

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