チャンヒョン・リーが一馬に逆転KO勝ちで王座統一【RISE160】

最後はパンチの連打で一馬を沈めた(撮影・堀田真央人)

 4R、前に出るチャンヒョンに一馬が右ストレートをヒットも、直後にチャンヒョンが右ストレートを打ち返す。効かされた一馬にチャンヒョンがパンチの連打。立て直した一馬もパンチの連打から右ストレート。チャンヒョンはボディーに連打、そしてロー。動きの落ちた一馬をロープに詰めるとチャンヒョンがパンチをまとめダウンを奪い返す。立ち上がった一馬だったが、チャンヒョンは左ローからパンチの連打で2度目のダウンを奪う。そして残り時間もわずかな中、チャンヒョンが一馬をコーナーに詰めてパンチの連打でこのラウンド3度目のダウンを奪い、逆転のKO勝ちを収めた。

 試合後のマイクでチャンヒョンは「皆さんこんばんは。RISEスーパーフェザー級王者チャンヒョン・リーです。生まれて初めてダウンしたんですが、練習したことを十分生かすことができて勝つことができたと思います。これからもRISE王者としてもっと強い姿をお見せできるようにします。8月にイ・ソンヒョン選手の試合があるんですが、皆さん楽しみにしてぜひ見に来てください」とアピールした。

「RISE160」(7月29日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント RISEスーパーフェザー級(-60kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
○チャンヒョン・リー(韓国/RAON GYM)(4R2分54秒、KO) 一馬(MONSTAR GYM)●

◆セミファイナル Super Fight!フライ級(−52kg) 3分3R延長1R
○小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)(判定3-0=30-26、30-26、30-26) イ・ドギョン(韓国/チームサイコピットブルス)●

◆第9試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
安本晴翔(橋本道場)(ノーコンテスト) メールダード・サヤディ(イラン/TEAMOTA/ICF)
※1R2分44秒、安本のKO勝ちが大会後取り消される

◆第8試合 ヘビー級 3分3R延長1R
○カリュ・ギブレイン(ブラジル/ブラジリアン・タイ)(判定3-0=30-26、30-26、30-26) MAX吉田(BLUE DOG GYM)●

◆第7試合 -56kg契約 3分3R延長1R
○大﨑孔稀(OISHI GYM)(1R1分35秒、KO) Jyosei(誠至会)●

◆第6試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
○KENTA(HAYATO GYM)(判定2-0=29-29、30-29、30-29) 木村“ケルベロス”颯太(心将塾)●

◆第5試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
●藤井重綺(Team +1)(延長判定0-3=9-10、9-10、9-10 ※本戦判定0-1=30-30、28-29、29-29) 奥平将太(FIGHT CLUB 428/Team Bull)○

◆第4試合 スーパーフライ級(−53kg) 3分3R延長1R
○翼(TARGET)(2R31秒、TKO) 溜田蒼馬(FUTAMI FIGHT CLUB)●

◆第3試合 フライ級(-51.5kg) 3分3R
●酒井柚樹(TEAM TEPPEN)(判定0-3=29-30、28-30、28-30) 松本天志(HAWK GYM)○

◆第2試合 -62.5kg 3分3R延長1R
●森下祐樹(SUNNY GYM)(1R1分3秒、KO) 田中佑樹(HAWK GYM)○

◆第1試合 スーパーフライ級(-53kg)3分3R
○星 拓海(IDEAL GYM)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)小野祥平(TARGET SHIBUYA)●
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