ダークソウルがリッキー&笹村にリングアウト負けも規定によりWBCタッグ王座V3。「タイトル戦終わって、ベルト持ってるのが勝者だ!」【HERO】

フィニッシュとなった笹村のダイビング・フットスタンプ

 2AWコンビはゴングが鳴る前に奇襲を仕掛け、場外戦に発展。リングに戻ると加藤がリッキーに急所打ちから凶器攻撃で流血に追い込む。それでもリッキーはカミカゼで加藤に反撃。一進一退の攻防が続くなか、笹村が加藤にジャーマン、ノーザンライト・スープレックスホールド、ブロックバスターホールドで猛攻。再び場外戦になると、リッキーが加藤、千葉の額を相次いで鉄柱に叩きつけた。すると、笹村が場外でダウンしていた千葉めがけてダイビング・フットスタンプを敢行。笹村はカウント19でリングインして、まんまとリングアウト勝ちを収めた。

 リッキー&笹村は王座奪取と思って歓喜の声を挙げたが、豊島修二会長が事情説明。厳格に王座を管理するWBCではベルトが移動するのはフォール、ギブアップ、KOなどの完全決着の場合のみで、リングアウトや反則決着ではベルトは移動しない規定になっているのだ。