RIZINの榊原CEOがメイウェザーへの花束投げ捨てを「テロ行為」と断罪。そして土下座で世界中に謝罪【RIZIN】

土下座で今回の問題についての謝意を示した榊原CEO

 RIZINの榊原信行CEOが9月30日、「超RIZIN」(9月25日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で起こった出来事について土下座して謝罪した。

 同大会では最前列の4席をNFTのデジタルチケットで発売。その購入者にメインイベントで行われるフロイド・メイウェザーvs朝倉未来戦で花束を渡す権利が与えられたのだが、その当該人物がメイウェザーに渡すべき花束をリングに投げ捨てるという行為を行った。その場はメイウェザーが花束を拾い上げセコンドに渡し、事なきを得たのだが、その後、日本国内はもちろん、海外でもその人物の行いに批判が集まっていた。この日行われた会見で榊原氏は改めてその人物が花束贈呈を行うことになった経緯を説明したうえで謝罪した。

 榊原氏はその行為については「テロ行為」と断罪したうえで「その行為によってすべてが侵され汚されてしまった。あのシーンを見るたびに吐き気がするし、悔しくて仕方がない。自分が代表を務めるRIZINという舞台で、未然に防げなかったのかということを自戒している。高いお金を払って会場に来ていただいたみなさん、PPVで日本全国、世界中で見ていただいた方にお詫びしてもお詫びし切れない。見せてはいけないもの、お金を払ってこんな嫌な思いをさせてしまって本当に申し訳ないという思いで今もいっぱいです」などと今回の件で不快感を感じたすべての人たちに謝罪した。「想定できないことではあったが、想定できなかったから許されることでもないと強く思っています。二度とそういうことは起きないようにします」と続けた。

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