SARAMIがトーナメントで伊澤星花を苦しめたラーラ・フォントーラと対戦。「私はMMAをして勝ちたい」【RIZIN LANDMARK】

RIZINへは2度目の参戦となるSARAMI

「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」(11月6日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の追加カード発表会見が9月30日、都内で開催された。

 修斗女子世界スーパーアトム級王者のSARAMI(パンクラスイズム横浜)が今年4月の「RIZIN.35」の浅倉カンナ戦以来2度目のRIZIN参戦を果たす。前戦では浅倉のタックルからのテイクダウンに手を焼き、0-3の判定負けを喫した。今回は現在進行中のスーパーアトム級トーナメントに出場し1回戦で伊澤星花に敗れたラーラ・フォントーラ(ブラジル/Constrictor Team)と対戦する。

 SARAMIは「4月に浅倉選手とあまり面白くない試合をしてしまって。しかも負けてしまったのにまた試合を組んでいただいてありがとうございます。ラーラ選手は伊澤選手に勝ちそうになるくらいすごい寝技が強い選手なんですが、私はMMAをして勝ちたい。アマチュア時代にお世話になっていた名古屋で試合ができるのはうれしい。必ず勝ちたい」などと語った。

 スーパーアトム級トーナメントは「RIZIN.38」で準決勝が行われ、伊澤星花とパク・シウが大晦日で行われる決勝に進んだ。準決勝で敗れた浜崎朱加はシウとの試合中に左腕を骨折、伊澤に敗れたアナスタシア・スヴェッキスカは1回戦でRENAに敗れており、2連敗。今回のSARAMIとフォントーラの試合は決勝進出の2人に何かあった場合のリザーブマッチの意味合いがあるのかと問われた榊原信行CEOは「リザーブマッチに位置付けてはないが、伊澤選手とシウ選手が年末までにケガをされた場合のセットアッパーはトーナメントルールに準じた中で決めて行けたらと思っている。それについては穴を埋めるにふさわしい選手を選びたい」と語った。そして「ただ、2人にとっては勝ち負けを含めてここで何を見せるかは来年以降の大きなポイントになると思う」と続けた。SARAMIは「この試合に勝てば、これからまた自分が食い込んで行けるかなという気持ちはあるので、頑張ります」と語った。

「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」(11月6日、愛知・ドルフィンズアリーナ)
◆RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
弥益ドミネーター聡志(team SOS)vs 平本蓮(ルーファスポーツ)

◆RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
元谷友貴(フリー)vs 倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe)

◆RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
今成正和(今成柔術)vs 摩嶋一整(毛利道場)

◆RIZIN MMAルール:5分3R(120.0kg)
カルリ・ギブレイン(ブラジル/BRAZILIAN THAI)vs 貴賢神(フリー)

◆RIZIN MMAルール:5分3R(49.0kg)
SARAMI(パンクラスイズム横浜)vs ラーラ・フォントーラ(ブラジル/Constrictor Team)

◆RIZIN MMAルール:5分3R(120.0kg)
ミノワマンZ(フリー)vs 侍マーク・ハント(Martial Arts Fighter team侍)

◆RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
青井人(BLOWS)vs 鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)

◆RIZIN MMAルール:5分3R(57.0kg)
中村優作(TEAM FAUST)vs 征矢貴(パラエストラ松戸)

◆RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)vs ヤン・ジヨン(韓国/Jeju Team the King)

◆RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル/ボンサイ柔術)vs 河村泰博(和術慧舟會AKZA)

◆オープニングファイト RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
日比野“エビ中”純也(ISHITSUNA MMA)vs 吉田陸(Splash)

◆オープニングファイト RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)
久保健太(グラップリングシュートボクサーズ多治見)vs 秀義(翼鍛練所/OVEYL)