全7カード発表。石井vs藤井の環太平洋チャンピオンシップ。清水清隆ファイナルマッチは山内渉に決定【11・27修斗】

(🄫サステイン)

 そして、この日をもって引退を決めた清水清隆(TRIBE TOKYO MMA)の一戦が決定。その対戦相手に関して清水からのリクエストはただ一つ「今、一番勢いのある若い選手」というもの。この清水からの最後のリクエストにふさわしい相手として用意されたのがデビュー以来負けなしの4連勝で世界ランカーとなった山内渉(FIGHT FARM)。

 山内は“番長”高谷裕之と元世界王者・田村彰敏の武闘派津田沼直系の遺伝子を継ぐ者。そのファイティングスピリットと打撃のセンスに定評があるフライ級注目のニューカマーだ。山内の拳が新時代を切り開くか? 国内フライ級で一時代を築いた清水の意地が未来を叩き潰すか? パンクラスでプロデビューを果たし、キングにまで上り詰め、輝かしい実績を手に修斗に戦場を移した清水がパンクラスでのファイナルマッチ終え、正真正銘、最後の戦いに挑む。

 また修斗初参戦がアナウンスされた“レッグハンター”須藤拓真(X-TREAM EBINA)の対戦相手が決定。世界ランカー“アンストッパブル”後藤丈治(TRIBE TOKYO MMA)といきなり激突することとなった。

 須藤は6勝のうち足関節での一本勝ちが実に5回を数え、足をとらえたら最後、どこからでも一本を狙ってくる“極め”主体のファイトスタイル。対する後藤は開始から終了まで常に動き続けながら打撃を中心に打ち込んでいくファイトスタイル。超足関節特化型vs超打撃特化型の対決が実現した。