THE RAMPAGE 浦川翔平が代官山でクラフトビールのたしなみ〈BUZZらないとイヤー! 第39回〉

THE RAMPAGEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだりBUZZの兆しを探ったりしながらBUZZのワケを探る連載「BUZZらないとイヤー!」。今回のターゲットはクラフトビール! クラフトビールのイロハを聞くなら作る人のところへ行くのがベストと、代官山の「スプリングバレーブルーワーリー東京」を訪ねます。(撮影・蔦野裕)

 

 すでにブームを超えて定着した感もあるクラフトビール。職人が作るこだわりのビールであったり、アメリカのように小規模な醸造所で作られるビールがそう呼ばれて多くの支持を集めています。おいしいという噂を聞いても手に入れるのが難しい時代もありましたが、今はコンビニやスーパーで手に入れられる銘柄もあります。

 ところで、翔平さんをご存じの方なら知っていますよね、今「しょへ、クラフトビールが好き」な状態であることを!  先日、故郷・長崎にイベントで訪れた際にインスタライブで会場を案内している最中の「クラフトビールないかなあ」、10月末のオンラインライブの「アーニャ、ビールが好き」……。BUZZらないとイヤーの取材中にも何度となく出てくる「クラフトビール」関連のフレーズ。翔平さんのなかで確実にBUZZってます。さらには「自分でクラフトビールって作れないのかなあ」なんて夢までも。それならもっと「クラフトビール」を知ろうじゃありませんか。

 


「ビールはこっちだよ!絵からは読み取れないのに……なぜか表情似てる感じが……

 この日、やってきたのは東急東横線の線路沿い、代官山駅から徒歩3分のところにある「スプリングバレーブルワーリー東京」。名前から推測できるように、KIRINが手がけるクラフトビール『SPRING VALLEY 』ブランドの直営店です。


「代官山にこんなところあったんだ。近くにいるのに全然知らなかった」と、はやる気持ちからエア乾杯

 日本で初めて商業的に成功した醸造所の志を受け継ぎ、2015年にオープンしたビアレストラン。木の温もりと心地よい解放感のある空間で、『SPRING VALLEY』ブランドはもちろん、こちらで作られている限定のクラフトビールも手ごろな価格で楽しめます。

 翔平さんを迎えてくれたのはスプリングバレーブルワリー株式会社の島村宏子代表取締役社長。スタッフパーカーがとてもよく似合う素敵な島村社長のナビゲートでクラフトビールのイロハを学びます。


スプリングバレーブルワリー株式会社の島村宏子代表取締役

島村社長(以下、島村さん):浦川さん、今、クラフトビールを作っているブルワリーさんは全国でどれくらいあると思いますか? 参考までに、ここがオープンした2015年には全国で200ぐらいありました。

浦川翔平(以下、翔平さん):想像より多いけど…増えてるんですよね、では倍の400!

島村さん:残念、650です(笑)。3倍以上ですね。異業種、老舗の酒造メーカーなどがクラフトビール事業に進出し、市場の規模も当時から比べると約2倍になりました。「クラフトビール」という言葉を知っている人も10人中8~9人と浸透してきたんですよ。

翔平さん:クラフトビールを飲めるお店も増えましたよね。以前住んでいたところの近くにクラフトビールのお店があって、仕事が終わって帰ってくると、お店の人が「今日はあのクラフトビールが入ってるよ!」なんて声をかけてくれて、そこでよく飲んでいました。「翔平の地元の長崎の壱岐でもクラフトビール作りが始まったな」なんて情報を教えてくれたりして。僕はクラフトビールを飲みにいくと結構飲んじゃうんで、「ビールを飲みに行った金額じゃない」ってメンバーに笑われたりしてます。

島村さん:すごいですね! ぜひ、うちにも寄ってください(笑)!

翔平さん:そうなるんじゃないかなっていう予感がしています。

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