キャラかぶりの宇佐美との対戦にベイノア危機感「サバイバルマッチだと思う」【RIZIN.40】

対戦が決まったベイノア(右)と宇佐美

ベイノアの「宇佐パト君」に宇佐美は「なれなれしい」とばっさり

「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が11月17日、都内で開催され、ライト級戦で“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)と宇佐美正パトリック(フリー)が対戦することが発表された。

 会見では宇佐美のことを「宇佐パト君」と親しげに呼ぶベイノアに宇佐美が「なれなれしいなと思った」などと突き放し、フォトセッションでのフェイスオフでは延々とにらみ合いが続くなど緊迫感が漂った。

 ベイノアは昨年6月の東京ドーム大会でRIZIN初参戦を果たすが、弥益ドミネーター聡志に判定負け。その後、ロクク・ダリにKO勝ちを収めるも昨年大晦日には武田にアームバーによる一本負けを喫し、今回は約1年ぶりの参戦となる。この1年、キックボクシングでは4月に海人にKO負け、6月の「THE MATCH 2022」ではK-1王者の和島大海に判定負けを喫している。

 宇佐美は2021年9月に修斗でプロデビュー。修斗とVTJで3連勝を飾ったものの「POUNDSTORM」(4月24日、東京・両国国技館)では元修斗環太平洋ウェルター級王者の大尊伸光に判定負けでプロ初黒星。その後、6月に行われた「Road to UFC」のライト級トーナメントに出場するチャンスを得たものの、減量中に脱水症状を起こし計量に参加できず欠場に。10月の福岡大会でRIZIN初参戦を果たすと元修斗環太平洋ウェルター級王者の佐々木信治にTKO勝ちを収めている。

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