上野勇希が遺恨深き佐々木大輔を制し、大混戦の「D王」Aブロックを突破。「納谷がでかかろうが、俺が負ける理由はない。優勝するのは俺」【DDT】

ローリング・ギロチン式エースクラッシャーで上野が勝利

 そして、第5試合で優勝決定戦進出をかけ、上野と佐々木が相まみえた。上野は場外戦で佐々木にイス、鉄柱攻撃で足に集中砲火を浴びる。レフェリー不在のすきに、上野は脳天にイス攻撃3連発を食って窮地に。なんとかこれをしのいだ上野は顔面へのドロップキック、BMEからWRを狙うも、阻止した佐々木はミスティカ式クロスフェース・ロックにいこうとするが、これを返した上野は顔面へのドロップキック。そして新技のローリング・ギロチン式エースクラッシャーを決めて完全無欠の3カウントを奪取した。

 勝ち点を6に伸ばし、単独首位でAブロック通過を決めた上野は「D王公式戦最終戦、佐々木さんでよかったです。2018年に吉村とノーチラスで、ダムネーションの佐々木&高尾(蒼馬)に勝ったときを思い出させるくらいキツくて楽しかった。いつも僕を苦しめる佐々木さんですが、今回ばかりは僕が佐々木さんを踏み越えて、飛び越えて決勝に行きます。優勝するのは僕です」とキッパリ。