SKE48荒井優希が“怪物”アジャコングに奮闘するも及ばず。「“またやろう”って言ってくれたので、次は勝つ」【東京女子プロレス】

試合後に「またやろう」と声をかけたアジャ

 バックステージで荒井は「全部の試合でもちろん勝ちたいと思ってて。そういう気持ちでリングに立ち続けてるんですけど、今日はメチャメチャ悔しくて。すごい差があるのは分かってた。どんな形でも勝ちたかったんですけど、今の自分には届かないなって。でも、アジャさんが“またやろう”って言ってくれたので、次はホントに勝ちたい。いつになるか分からないけど、絶対もっと成長して、アジャさん、見てる人を驚かせたい」と唇を噛んだ。

 アジャは「ヘタな小細工を使わず真っ向勝負で来たんだなと。自分の持てるスペシャルなもの、Finallyをどれだけ叩き込むかと。対等に自分の持てるものでくるのが今回の彼女の選択肢だった。まさかこんなに追い込まれるとは思わなかったんで、これで終わるのはイヤなんで“またやろうな”って最後に声を掛けた。今後の彼女がより恐ろしくなりました。勝つには勝ちましたけど、納得はいかないので、叩き潰すまでやりたい」と荒井の健闘ぶりを認めていた。

 なお、第2試合では中3の風城ハル、中2の大久保琉那がデビュー戦に臨んだ。新人コンビは鳥喰かや、凍雅と組み、8人タッグで桐生真弥、上原わかな、HIMAWARI、鈴木志乃組と対戦。大久保はHIMAWARIにエルボー連打を叩き込み、風城はHIMAWARIとショルダータックル合戦から丸め込んで、低空のボディーアタックを敢行するなど奮戦。最後は桐生がスパインバスターで凍雅を仕留め、新人組はデビュー戦を白星で飾ることはできなかった。風城は「私のプロレスを通して、見てくれる人に元気とか明日頑張ろうと思ってもらえるような選手になりたい」、大久保は「かっこよくてかわいくて、あこがれてもらえるような選手になりたい」とそれぞれコメントした。