白鳥大珠が佐々木大蔵を圧倒。那須川天心、武尊に続く「キック界を引っ張る存在」を目指すと宣言【RISE】

最終ラウンド、2人のパンチが交錯(撮影・三田春樹)

 3R、圧をかける佐々木。白鳥は右ジャブで牽制。2人のパンチが交錯。白鳥が三日月から左ストレート。前に出る佐々木に白鳥が右フック。バランスを崩す佐々木だが、スリップの判定。体を寄せての打ち合いとなると白鳥のボディーに佐々木も左のフックをボディーと顔面に。佐々木は距離を詰めてパンチを当てていく。白鳥の左の蹴りに佐々木が左フックを合わせ、白鳥がバランスを崩すがこれはスリップ。その後も打ち合う中、試合終了。

 判定は30-28、30-28、30-28で白鳥が勝利を収めた。これで2大会に渡って行われた対抗戦はRISEの4勝2敗となった。

 白鳥は試合後のマイクで「まずRISEに参戦してくださった佐々木大蔵選手、ありがとうございました。対抗戦は自分が最後ということで、前の2人が勝って、ちょっとプレッシャーがかかったんですが、無事に勝てて良かったです。対抗戦ができるのも天心、武尊選手、この偉大な2人が昨年、THE MATCHで戦って、キック界に残してくれたものだと思います。どうやってまたあのような熱が生まれるようなビッグマッチを作れるかは僕ら選手に託されています。その選手に僕はなろうと思っているので、これからもよろしくお願いします」とアピール。