バラダン→『5時に夢中!』の大島由香里「仕事が終わる時間が早くなっても晩酌が終わる時間は変わらない(笑)」

大島由香里インタビュー〈後編〉

 フリーアナウンサーの大島由香里が4月3日からTOKYO MXの「5時に夢中!」(ゴジム)に、同じくフリーアナウンサーの垣花正とともにダブルMCとして登場している。大島に番組のこと、そして2年前から始めたYouTubeについても聞いた。

4月から「5時に夢中!」のMCを務める大島由香里(撮影・上岸卓史)

YouTube「大島由香里に乾杯 !」で晩酌しながらお喋り

 2年前からYouTubeで「大島由香里に乾杯 !」をやられていますね。あれはいったい…。
「ですよね(笑)。なんなんでしょうね。でも、YouTubeはいつかやりたいなと思っていたんですよ。そこでお声がけいただいて、では何をやるかと考えました。YouTubeって単発の番組でもないし、自分のチャンネルだし、長く続けていくためには頑張ったら続かないなと思ったんですね。私の性格上、多分、なにかルールを決めて頑張れなかった時にめちゃくちゃへこんでしまうんですよ。なので、頑張らないで長くできることはないかなと思ったんです。ということは私生活の一部を切り取って見せる、というのがいいなと思ったんです。何を見せようかなと考えながら飲んでいたら、“あ、これだ”と思って(笑)。毎日飲んでるんだったら、こうやって考えていることをべらべら喋りながら晩酌している姿を垂れ流そうと(笑)。そうすれば頑張らなくてもいいし、喋りも含めて素の自分を見てもらって知ってもらえるということにつながるなと思いました。あとは今までニュースのイメージが強くて、クールで怖くて硬くて真面目でというイメージが強いんですが、砕けた仕事をしていくのにイメージを壊したいなと思っていました。

 バラエティー番組にもいろいろ出させていただいて頑張っては来たんですが、YouTubeで本当の私を全部見せようと。“普段の私、こんなんなんだぞ!”と、その硬いイメージをぶち壊そうと真逆に振れた。逆にあれくらいやらないとイメージは壊れないだろうなとも思っていたので、全部さらけだしてやってみようと。まさかこの企画が事務所に通るとは思わなかったので。そうしたら普通に通って、1回目からすっぴんになっていたという(笑)。結果、とんでもないスピードで展開していきましたけど、結果的によかった。あれはウソではないので。あれで違和感を覚える人には“それはそれで申し訳ない”という感じなんですが、思ったより好評だったなと思っています」

 ゴジムのMCになったことで番組が終わる時間が早くなると更新回数が増えちゃうんじゃないですか?
「どうですかね。これまではコロナ禍だったので、家飲みというコンセプトでやっていたんですが、今度は外に飲みに行けるようになってくると外飲み企画ができるなと。そんなことも考えています(笑)」

 密度が濃くなる感じでしょうか?
「家で晩酌する時間も早くなったから早く終わるかといえば変わらないんですよ。今まではバラダン終わりの10時とか10時半スタートで終わるのが12時とか1時。多分、6時終わりの7時スタートでも終わるのは12時とか1時なんですよね(笑)。酒量が増える可能性は無きにしも非ずなんですが。子供のこともやりながらなので」

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