EXILE TAKAHIRO、夢かないそう! 9月にソロで初武道館「最高にパワフルなステージをお届けしたい」


 展開中のソロツアーは、ソロ10周年を迎えたTAKAHIROがバンドを従え、自身のレパートリーやこれまでに取り組んできたEXILE楽曲のセルフカバーなどで構成している。

 この日のライブは、清木場俊介が作詞、EXILE ATSUSHIが作曲したバラード曲「Spotlight〜光の先へ〜」でスタート。2人が想いを込めてTAKAHIROに提供した楽曲を、楽曲のタイトルのようにスポットライトに照らされて熱唱。静かにていねいに、かつ熱く歌い上げると、アウトロに合わせてゆっくりと右手を挙げ、オーディエンスに向かい、その手と頭をゆっくり下げた。

    会場内が明るくなると、いつもの人懐こい笑顔を浮かべて、「東京元気ですか」「楽しんでますか」と客席とコミュニケーション。そして、バンドとともに 「Love Story」をエネルギッシュに届けた。


    聴かせるバラード、さわやかな曲、パワフルな楽曲など全19曲を届けた。

   ライブの終盤には、ポップスピアニストのハラミちゃんがサプライズで登場。二人は握手をしながら「お久しぶり」と笑顔を交換すると、21年5月に「THE FIRST TAKE」でコラボレーションした「もっと強く」をライブで初披露。TAKAHIROが体全体を使って演奏するハラミちゃんを楽しそうに見つめる場面もあった。オーディエンスは微動だにせず、ペンライトさえ揺らさずに、ただ立ち尽くし、二人のパフォーマンスを全身で受け取っていた。ステージ上で「ご清聴ありがとうございました」と挨拶していたが、客席は文字通り“清聴していた”。

   ラストは、ライブの人気曲「Feelings」を自らギターを演奏して届けた。

 アンコールでは「道」をオーディエンスと一緒に歌って、この日のライブを締めくくった。

 

 

 ステージでは熱っぽい歌唱はもちろん、「トークショーを楽しみにしている」とファンもイジる“楽しい”おしゃべりも。映像収録のカメラが入っているから「真面目になっちゃう」と笑いながらも、それなりにギリギリなトークで沸かせた。