邪道が道場を急襲。大仁田厚vs秋山準の9・9大田区での電流爆破デスマッチが電撃決定【DDT】

秋山のイエスを取り付けた大仁田は道場を後に

 ここからが邪道流の真骨頂だ。事前に報道陣を指定の日時に招集し、道場に乗り込んだ。なかでは秋山、高木らが練習の真っ最中。大仁田は「秋山さんよ、正面向いて聞かなきゃ分かんないだろ。曙、高山(善廣)、いろんな連中が電流爆破に上がったけど、なんでアンタだけ上がんないんだ?」と問い掛けるも、秋山は「俺はやらないって言ってるじゃないですか!」と拒否。
 
 すると、大仁田は高木に「アンタが約束したんじゃないか。約束をほごにするのか?」と迫ると、高木は「分かりました。じゃあ自分がやります。なんですか、マスコミ連れてきて。これが大仁田厚のやり方ですか!」と怒気を露わに。
 
 大仁田が「オマエはしょっちゅうやってるじゃないか!」と言えば、高木は「俺じゃ役不足ですか?」と反応。さらに、大仁田が「オマエがやるのはいいんだよ。説得するって言ったのはオマエだ。狙いを定めたら上げるのが俺だ!」と詰め寄ると、高木の窮状をおもんぱかった秋山が「社長がやれと言うならやりますよ」とついに承諾した。まんまと秋山の引きずり出しに成功した大仁田は「もう一人連れて来いよ」と言うと、道場を後にした。