Vol.45 佐藤陽 (THE JET BOY BANGERZ)インタビューシリーズ〈 LDH バトン ~夢~ i CONZ 第二章特集〉

撮影・堀田 真央人

 EXILE、三代目J SOUL BROTHERSらが所属するLDH JAPANは、音楽やダンスだけでなく、映画や芝居、アパレルや飲食など、さまざまなプロジェクトを通じて「Love, Dream, Happiness」のメッセージを届けています。【LDH バトン】では、LDHに所属するアーティストやタレント、アスリートたちに、Dream(夢)について聞いていきます。
 今回登場するのは、8月23日にデビューシングル『Jettin’』のリリースを控えたTHE JET BOY BANGERZ(TJBB)の佐藤陽さん。プロダンスリーグ「D.LEAGUE」でも活躍する陽さんにお話を伺いました。ダンスが大好きな陽さんの夢の叶え方とは?

「EXILEさんを見て、アーティストになりたいと思った」

―― 子どもの頃、どんな夢を持っていましたか?
記憶にあるのはアーティストです。ないのは……「侍戦隊シンケンジャー」とかだと思います。EXILEさんを見てアーティストになりたいと思ったのが小学校2年生ぐらいで、EXPG(LDH JAPANが運営するダンススクール)に入りました

―― それはもう具体的にアーティストになることを目指して?
それが違うんです。僕のEXPG歴はちょっと複雑で、台北校からスタートなんです。台湾に住んでいて、お母さんがEXILEが好きなこともあって、習い事を探すなかでEXPGに連れて行ってくれました。体験クラスに入ったら、すごくストレッチが多くて、これは体が柔らかくなりそう!って思って入りました。そこからダンスが楽しいって気づいていくんですけど。台北校には5年生までいて、4年生の時に三代目 J SOUL BROTHERSさんのサポートダンサーをさせていただきました。

――  その頃の陽さんはどんな子だったんですか?
おとなしくはなかったです。外で遊ぶことが好きで“ザ・男の子”という感じ。スポーツが大好きで、スポーツチャンバラとか、水泳、バスケ、卓球、ボルダリング、テニスとか本当にいろいろやってました。野球以外はセンスあるんですよ(笑)!そのなかでハマったのがダンスでした。

―― アーティストになりたいという夢がよりリアルに、目標になったのは、三代目さんのライブですか?
そうなります。サポートダンサーとしてドームのステージで見た景色が忘れられなくて。こんなにたくさんの人がステージを見ている、これだけ注目されている三代目さんってすごいなって。このステージに自分がメインで立っていたらどんな気持ちになるんだろう……LDHのアーティストになりたいという気持ちが鮮明になったタイミングです。


―― その目標を達成するために陽さんがしたことは?


これは今もですが、自分は周りの人よりも特別な才能はないと思っています。通っているスタジオの一番にはなれなかったし、自分のいる環境にはいつも自分よりも上の人がいました。才能で勝てないんだったら努力するしかないですよね。自分よりも上手な子より努力して、その子が
休憩している時はアイソレーションやダンスの練習をする。人一倍努力しました。学校から帰ってきたらダンスレッスン、帰ってきてご飯を食べて自主練して寝る。そんな毎日でした……負けず嫌いなんですよ。

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