赤井沙希が両国のリングで美しいまま散る。引退後は“裏方”でDDTに残留へ【DDT】

ファンに最後のメッセージ

 控室に戻った赤井は「半年前、両国で引退しますって伝えた会見から約半年。カウントダウンのようにされていって。あとちょっとあると思いながらバタバタして。今日も試合前までバタバタして。なかなかちゃんと試合に向き合うことができなくて。次ないんだと思うとパニックになるんで、日常を過ごして自分の心を収めようと努力しました。坂口さんと岡谷君は隣にいてくれて頼もしかった。数カ月前にこの3人でベルトを獲った両国で、またこの3人で並び立てることができて、チャンピオンとして、両国に立てて、プロレスラーとしてよかったと思ってます」とコメント。

 今後について、「高木社長に言っていただいた言葉を信じていいのであれば、選手たちを輝かせて、プロレスをもっともっと世間に発信していけたらいいなと思います。一人でも多くの人に、この幸せな沼にはまってもらいたいと思います。これからもDDTには赤井沙希がいるから大丈夫です」と笑顔を見せた。

DDTプロレス「Ultimate Party 2023」(11月12日、東京・両国国技館)
◆オープニングマッチ KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉○高尾蒼馬&翔太(7分46秒、エビ固め)高梨将弘&アントーニオ本多●〈挑戦者組〉
※ジントニック。第80代王者組が初防衛に成功。

◆第二試合 時間差入場タッグランブル 時間無制限勝負
岡田佑介&○高鹿佑也〈3〉(9分32秒、アマレス式カニ挟み)KANON&MJポー●〈5〉
※<>内は入場順。
【試合経過】
①○土井成樹&須見和馬〈4〉(4分18秒、エビ固め)夢虹●&瑠希也〈2〉
※バカタレ・スライディングキック
②KANON&○MJポー(6分38秒、片エビ固め)小嶋斗偉●&石田有輝〈1〉
※ランニング・ボディープレス
③○岡田佑介&高鹿佑也(7分53秒、オーバー・ザ・トップロープ)土井成樹●&須見和馬

◆第三試合 東京女子プロレス提供6人タッグマッチ 20分一本勝負
○荒井優希&宮本もか&鈴木志乃(11分15秒、片エビ固め)鈴芽&遠藤有栖&上原わかな●
※Finally

◆第四試合 スペシャル8人タッグマッチ~ジャパニーズ土下座マッチ 30分一本勝負
●高木三四郎&彰人&大石真翔&川松真一朗(8分20秒、土下座)ヨシ・タツ&ヨシ・ヒコ&男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン○
※相手を土下座させて謝らせたほうが勝利となる特別ルール

◆第五試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○黒潮TOKYOジャパン(13分14秒、十字架固め)正田壮史●

◆第六試合 スペシャル6人タッグマッチ~DDTvsVOODOO-MURDERS~ 30分一本勝負
秋山準&HARASHIMA&○納谷幸男(10分11秒、体固め)斉藤ジュン&斉藤レイ&歳三●
※世界一のバックドロップ

◆第七試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○佐々木大輔(14分50秒、TKO勝ち)遠藤哲哉●
※クロスオーバー・フェースロック→レフェリーストップ

◆第八試合 赤井沙希引退試合~強く、気高く、美しく~ 30分一本勝負
●赤井沙希&坂口征夫&岡谷英樹(20分30秒、片エビ固め)丸藤正道&樋口和貞&山下実優○
※Skull Kick

◆第九試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権試合~Dramatic Dream Round“楽しもうぜ!!”何が出るかな!?お楽しみデスマッチ 無制限ラウンド
〈王者〉○高橋ヒロム(5R3分53秒、フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド)平田一喜●〈挑戦者〉
※ラウンドごとにルーレットで試合ルールを決定する特別ルール。第1R(2分)=ミュージカルシチュエーションデスマッチ、第2R(2分)=ハンディキャップマッチ、第3R(2分)=目隠し乳隠しデスマッチ、第4R(2分)=ダンシングデスマッチ、第5R(55分)=ダンシングデスマッチ。第1589代王者が防衛に成功。

◆アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
〈王者〉●高橋ヒロム(17時36分、体固め)IWGPジュニアヘビー級のベルトさん○〈挑戦者〉
※ヒロムが防衛に失敗、IWGPジュニアヘビー級のベルトさんが第1590代王者となる。

◆アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
〈王者〉●IWGPジュニアヘビー級のベルトさん(17時37分、体固め)平田一喜○〈挑戦者〉
※IWGPジュニアヘビー級のベルトさんが防衛に失敗、平田が第1591代王者となる。

◆第十試合 DDT UNIVERSAL選手権試合~ノーDQマッチ 60分一本勝負
〈王者〉●マット・カルドナ with ステフ・デ・ランダー(16分50秒、片エビ固め)MAO○〈挑戦者〉
※雪崩式ラフライダー・オン・ザ・プラケース。カルドナが2度目の防衛に失敗、MAOが第12代王者となる。

◆ダブルメインイベントⅠ ドラマティック・ドリームマッチ 60分一本勝負
○クリス・ジェリコ(23分35秒、ウォールズ・オブ・ジェリコ)KONOSUKE TAKESHITA●

◆ダブルメインイベントⅡ KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉●クリス・ブルックス(29分39秒、体固め)上野勇希○〈挑戦者〉
※WR。クリスが3度目の防衛に失敗、上野が第82代王者となる。
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