坂口征夫が引退試合でHARASHIMAの前に散る。「11年半、このリングに立てたことを誇りに思います」【DDT】

HARASHIMAの右ミドル

 介錯する形になったHARASHIMAは「坂口さん、最後の対戦相手に指名してくれて、本当にありがとうございました。まだまだできて強いのにリングを後にするのは、寂しくて悲しくて。でも坂口さんが選んだ道だし、決めたことは曲げないのは分かってるから、受け入れて、最後も全力で試合させてもらいました。最後まで強かったし、かっこよかったです」とねぎらいの言葉を掛けた。

 坂口は「HARASHIMAさん、相手してくれてありがとうございました。勝ちたかったです。HARASHIMAさんがずっとDDTを守ってくれて、自分が入って、気付いたら自分もそういう立ち位置にいて。今日でリングを降りますけど、自分がやってきた役目をHARASHIMAさんに戻したいと思うし。このまま強いHARASHIMAさんで、DDTのリングを守っていってください」と返し、ガッチリ握手を交わした。