お花見気分を少し先取り! 千鳥ヶ淵で夜桜ライトアップ始まる「千代田のさくらまつり」

千鳥ヶ淵で夜桜ライトアップ始まる

 東京のさくらの名所のひとつである千鳥ヶ淵やその周辺エリアで行われる「千代田のさくらまつり」が3月22日にスタート、同日、ライトアップの点灯式が区営千鳥ヶ淵ボート場で開催された。

 毎年国内外から130万人以上が訪れる人気の桜スポット。メインとなる千鳥ヶ淵ではソメイヨシノやオオシマザクラなど約260本の桜が咲き誇り、昼も夜も訪れる人の目を楽しませる。

「千代田のさくらまつり」開催期間中は毎日約700メートルにわたる千鳥ヶ淵緑道で日没から22時まで夜桜のライトアップが行われ、昼間も夜も多くの人の目を楽しませる。ライトアップ期間中は千鳥ヶ淵ボート場も営業時間を9時から20時30分と夜間も営業し水上から夜桜も楽しめる。乗船券の販売は営業終了の30分前まで。

左から、千代田区の樋口高顕区長、千代田区観光協会の藤井隆太会長、千代田区議会の秋谷こうき議長。「桜が満開というわけにいかず、寒い中で、皆さんにお待ちいただいていることに心から感謝を申し上げたい」と樋口区長。秋谷議長も「ボタンを押すと満開の桜が見えるはずなんですけれども……ライトアップだけでも楽しんで帰宅して」。見物していた人たちから笑い声も

 桜はまだつぼみで開花は間に合わず肌寒いなかでの点灯式となったが、緑道にはひと足早く千鳥ヶ淵でお花見気分を味わおうという人たちが集まった。千代田区の樋口高顕区長らと一緒にカウントダウンして点灯すると、桜が浮かびあがり、区長や見物していた人たちも「まるで咲いているみたい!」と顔をほころばせ、スマートフォンを取り出すと思い思いに撮影を楽しんでいた。

 樋口区長は、千鳥ヶ淵が東京の桜の名所のひとつとなったのは、初代の千代田区長であった村瀬清さんが、まだ戦争の傷跡が残る1947年、区民に、楽しんでもらいたい、気持ちを明るく持ってもらいたいと桜を植えたことが始まりだとし、「まもなく開花を迎えますが、こうした先人たちの思いもくんでいただきながら、桜を楽しんでいただければ」と話した。

靖国神社でもライトアップが始まっていたが桜開花前とあって人の姿はまだまばら

「千代田のさくらまつり」に合わせ、さまざまな企画も行われる。千代田区観光協会では桜と一緒に千代田区の魅力を体験できるツアー「千代田よりみち Trip」を日本語と英語で提供するほか、インスタグラムを活用した投稿キャンペーンを実施する。

 またリアル謎解きゲーム「怪盗ブロッサムからの手紙」も開催。誰でも無料で参加でき、達成すると抽選で宿泊券などが当たる。参加には専用の謎解きキットが必要で、キットは千鳥ヶ淵緑道内の「謎解きキット配布ブース」や千代田区観光案内所で配布している。

 特設サイトではさまざまな催しや周辺情報など、混雑情報、ライブカメラなど千鳥ヶ淵周辺でのお花見をより楽しめるさまざまな情報を提供している。

 4月2日まで。

■千代田のさくらまつり:https://visit-chiyoda.tokyo/sakura/