EXILE TAKAHIRO「最高でした!」ソロツアー完走! 9月に武道館2デイズ決定


 EXILE TAKAHIROが、単独ツアー『EXILE TAKAHIRO LIVE TOUR 2024 “FULL THROTTLE”』の東京公演を5月25、26日の2日間、東京ガーデンシアターで行い、自身2度目となるツアーを締めくくった。本稿は、5月25日公演のオフィシャルリポート。

 “EXILE RESPECT”というテーマを掲げてソロ活動をしているTAKAHIROらしく、ライブは自身のソロ曲に加え、EXILEの楽曲も多数交えたセットリストで届けられた。オープニングは、ソロでは初歌唱となる「real world」。続けて「Touch The Sky」と、バンドアレンジによって表情を変えた楽曲たちを、TAKAHIROはスタンドマイクで力強く歌い上げていく。

 「YOU are ROCK STAR」でギアを一段上げた後は、自身が作詞を手掛け、ツアータイトルを冠したナンバー「FULL THROTTLE」へ。時折、バンドメンバーとも顔を見合わせながら、息の合ったパフォーマンスを届けた。

 

 ファイナルの2日間こそホールだが、他の会場はすべてライブハウスで構成されていた本ツアー。最初のMCでは、「初めてのZeppツアー、どうなることかと思った」と不安があったことを明かした。一方で、ファンが楽しんでいる姿を、毎公演ライブハウスならではの近い距離で見られてうれしかったという。総立ちの客席を見渡して「今日は椅子があるんで、みんな座っていたらどうしようかと思ったんですけど(笑)」と笑いを誘いつつ、ファイナル2日間に対して「皆さんと近い距離で、最高の思い出を作っていきたいと思います!」と気合を露わにした。

  続く「Happy Birthday」では客席からあたたかいクラップが送られ、「皆さんの笑顔、届いてます!」と自身も笑顔に。その幸せな空気感を引き継ぐように「Love Story」へ突入し、ラストサビでは客席へマイクを向けて観客の歌声を受け取る。「懐かしい曲で楽しんでいきましょう!」と届けられたのは、歌うのが2008年以来だというEXILEの「You’re my sunshine」。〈きっとずっと〉での観客との掛け合いも決まり、TAKAHIROは嬉しそうに「皆さんが僕の太陽です!」と最後に投げかける。“全員で最高の思い出を作る”という言葉を体現するような、双方向の愛が伝わってくる時間だった。

 

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