井上直樹が激闘の末、元谷友貴を破り初防衛に成功。井上は「しょっぱい試合をしてすいません」、元谷は言葉を詰まらせ「また頑張っていきたい」【RIZIN.50】

健闘を称え合う2人。井上(左)は右目を大きくはらした
元谷は試合後の会見で「悔しいなっていうのがあります」と悔し気な表情を見せた。
判定は割れた。勝負を分けたポイントについては「ジャブの印象がとられたのかなと。それだけかなと、僕としては。ジャブでコントロール。僕がもうちょっとアタックすればよかったかなと思いました」、コーナー際でのバックの取り合いについては「際では、僕のほうが勝っていて、上を取りましたしパウンドも当てましたし、肩固めでのニアフィニッシュも狙いました。グラウンドの面ではああいう流れはありだと思いました」などと語った。
今後について問われた際には「今回、応援していただいた方に本当に感謝したい。会場に来てくれた人にも、RIZINにも佐伯さんにも、こうやって(スポンサーロゴを見せて)いつも応援してくださる方のおかげで頑張って来れたので。うん……(言葉を詰まらせ)。また頑張っていきたいな、と思います」と周囲への感謝の言葉を述べたうえで、具体的なプランこそ挙げなかったものの、今後の飛躍を誓った。