DDTと新日本プロレスが合同記者会見。6・9後楽園でササダンゴvs矢野通の史上初の“一面”対抗戦が実現も団体名、選手名の並び順で大紛糾

同大会の中継にあたっては、映像を共有するわけではなく、両社ともに独自に撮影、配信することになり、PPVにおいても対抗戦となりそうだ。
使用するリングについては、運営側のDDTは自身のリングを主張も、矢野が「慣れているリングで試合をしたい」と言い出して、今後協議することに。レフェリーに関しても、どちらの団体のレフェリーが裁くかも未定。
さらに、下島氏が大会名、対戦カードの表記について「設立順、デビュー順にしたほうがいい」と名前の並びにクレーム。彰人取締役は「DDTが運営するので先に持って来させてもらいました。デビューに関しては、ササダンゴさんは2004年デビューになってますが、設定上、2002年に練習生としてデビューしていて、実質的に同じ2002年デビュー。年齢はササダンゴさんが1つ上」と主張し一歩も引かず、事態が紛糾。
そんなかな、矢野が「ちゃんとしたミーティングをやるべき」と真っ当な提起。その場所として、ササダンゴはDDTが運営する歌舞伎町のスポーツバー「ドロップキック」を主張も、矢野は自身が経営する水道橋のバー「EBRIETAS」を主張。結局、両方をハシゴしてクローズドで行われることになった。
また、現在、ササダンゴはDDT EXTREME王座を保持しているが、同大会まで守り続けていた場合「6月9日の時点で王者だったら、矢野選手との試合にベルトがかけられるか、当然そうなるとは思います。ただ、私が防衛できていればの話で、その可能性は高くはないといえます。もし持っていれば、ぜひとも挑戦者として、そういうものもあればいいかなという気はございます」とやや自信なさげ。矢野は「まずはスーパー・ササダンゴ・マシンへの興味が大きいので、そのスーパー・ササダンゴ・マシンがベルトを持ってるなら興味はあります」と意欲。同王座は王者に試合形式を決める権利があり、特殊ルールが採用されるため、ササダンゴの防衛ロードにも注目が集まる。
大会名、対戦カードの名前の並び順やルールなど、詳細が決まっていないだけに、果たして無事大会当日を迎えることができるのか?