Snow Manが国立競技場で夢に見たライブ 7万人の前で感極まる「連れてきてくれてありがとう」

 

深澤「すごい素敵な景色が目の前に広がってて、感無量」

 

 ライブ終了後、メンバーは報道陣の取材に応じた。

 ライブを終えての感想を聞かれた深澤辰哉は「メンバーも挨拶で言ってましたけど、自分たちが本当に国立競技場でライブができると思わなかったですし、5周年というタイミングで国立に立てたことはすごくうれしかった。すごい素敵な景色が目の前に広がってて、感無量という感じです」

 ライブでは、ほとんどのメンバーの目に光るものも見えた。 

 佐久間は「ゴンドラに乗って上の方から会場のお客さんをバーって見たんですけど、この景色は夢に見た景色だなと思って感極まって号泣しましたね。泣きながら歌いました。それだけの人が来てくれたのがうれしかったです」

 深澤は自分たちも初めて見た最後の花火で「きれいだなと思ってパッってみたら阿部ちゃんが大号泣していた」と報告。花火は3000発上がる。阿部は「綺麗なだけじゃなくて、Snow Manのメンバーカラーが順に並んでたんですよ。ちょっとウルッと来ちゃいました」と話し、さりげなく大号泣ではないことを主張していた。

 誰よりも早く感極まっていた目黒は「改めてファンの皆さんを生で見た時に……当たり前じゃない今の状況、国立でライブができている僕たちに、ただただ感謝しました。ちょっとでもこういう楽しい時間がもっともっと続けばいいのになって思いながらライブしてました」とかみしめた。

嵐の松本潤が監修「すごく勉強になりました」

 

 取材では演出についても話題に。今回のライブには、嵐の松本潤が監修に入っているという。

 ラウールは「嵐さんは国立競技場に何回も立たれていて、その演出を松本君がずっとやられていた。それで今回アドバイスをお願いしたいんですけどって話しました。(松本とのライブづくりは)すごく勉強になりました。国立での見せ方とドームクラスでの見せ方は全然違くて非常に勉強になった準備期間でした。

 具体的なアドバイスもあったと言い、渡辺は「例えば僕だったら渡辺のいつもの煽りのトーンだとドームではいいけど国立だとちょっと聞こえにくいかもしれないから声のトーンを 1 個下げてみて喋ってみたらとかって」。向井康ニも「立ち位置はギリギリまで待ってつくっていうの……早く着きすぎちゃうんです」と話した。

「この 9 人だったから」

 

 スタジアムライブは5周年を記念してのもの。

 佐久間は、この期間を「あっという間な感じもありましたけど濃密だったなと思います」と振り返ると、「この 5 年間、いろんなことを乗り越えて、自分たちのライブとして国立でできたってことが本当にうれしいです」と、笑顔。

 グループがここまでこれた理由を問われた岩本は「1番は応援してくださる方たち、サポートしてくれる方たち。この 9 人だったからっていうのも多分 1番大きい理由かなって僕は思います」と強調していた。