意外と簡単!バイオネスト〈黒谷友香の友香の素。vol.380〉

新緑の美しい季節になりましたね~。外で過ごすのが気持ちが良いです。
先日、庭番組『黒谷友香、お庭つくります』のロケで、バイオネストを作りました。25年程、ガーデニングはやってましたがバイオネストを作ったのは今回が初めて。
バイオネストとは、見た目は鳥の巣の様な形状の堆肥場(コンポスト)です。自然の力で堆肥を作る装置ですね!バイオは生命、ネストは巣という意味。直径は2メートルぐらいかな? 剪定した枝などを丸く積み上げて作ります。

見本の写真を最初見た時は、大きいしどうなってるのか、わからなかったので、作るのが難しそうだなぁと思いましたが、いざ作ってみると、あらら? 意外と簡単かもしれないというのが感想。材料は全てお庭に落ちている物たち。剪定で出た木の枝や小枝を組んで直径約2メートル、高さ約30センチぐらいの丸い囲いを作ります。一番底には、ちょっと太めの枝など、朽ちにくい物を底に敷き詰める様にしておき、その上から冬の間に溜まった沢山の落ち葉、雨に流され庭の片隅にどっさりと集まっていたどんぐり、そして、最近抜いた雑草や咲き終わって摘んだ花がらなど、上に向かうにつれて、早く朽ちる物をバンバンと投入していきました。最後は上に乗って踏み踏み。これで完成。微生物や土壌生物、虫の働きで少しずつ分解されて堆肥になっていきます。
これまで捨てるしかなかった落ち葉や雑草の有効活用、しかもこの先に庭作業で出た雑草や落ち葉もどんどん上から入れられます。剪定した木の枝で組み、中が落ち葉や雑草なので、お庭の景観にナチュラルに溶け込んでるのがとても良いですし、サステナブルなのが嬉しいです。
約1年程で堆肥として使える様になるので、その堆肥を使って植え込みするのも今からとても楽しみです!
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