朝倉未来と対戦の鈴木千裕「みんな勘違いしているけど、ただの一戦」とさらり。最後は「来たらボンですよ」といつもの千裕節【RIZIN男祭り】

RIZINの2回目の東京ドーム大会「RIZIN男祭り」(5月4日、東京・東京ドーム)の前々日インタビューが5月2日、都内で開催された。
男気参戦で朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)と対戦する前RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が「みんな勘違いしているけど、ただの一戦。プレイヤーだから戦う。相手どうこうじゃない」などとこの試合を位置付けた。
今大会は当初、朝倉と平本蓮の再戦を目玉に「THE MATCH 2」として開催予定だったのだが、3月3日に平本が右肩の「外傷性肩関節不安定症」で全治6カ月との診断が下ったため欠場に。RIZINは平本の欠場を受け、大会のコンセプトを「最高の格闘技の祭り」に切り替え、それに伴い大会名も「RIZIN男祭り」に変更して大会を開催することになったのだが、朝倉の対戦相手については鈴木や、かつてオープンフィンガーグローブマッチで敗れているYA-MANの名前が挙がるが、両選手とも3月末の試合で激闘の末、敗れてしまいいったんは白紙になるなど難航。
しかし鈴木は4月7日にSNSで「何もしない退屈な時間はもう飽きた!イナズマスピリット帰ってきたぜ」と復活宣言。榊原信行CEOに朝倉戦を直談判し、このカードが実現した。鈴木は昨年大晦日のクレベル・コイケ、3月30日の香川大会のカルシャガ・ダウトベックと今回で3連戦となる。
鈴木は「まあ準備が整ったかなって感じですね。まあ大丈夫です。今回は“後悔したくない”というのが一番にあって。前回、ケガがあって間に合うか分からないけど俺なら間に合うなと思ってやってきたんで、そんな感じっすね」と現在のコンディションやメンタルについて語った。
朝倉の印象については「まあカウンターじゃないですか。カウンターが得意っていうイメージですね」、展開については「未来選手がビビってたらテイクダウンに来るんじゃないですか? MMAなんでなんでもいいですけど。男だったら打ち合ってくれるんじゃないですか? そう思います」と打ち合いを希望。