GW台湾特集!美食天国、台北で見つけたローカルグルメ、雑貨、屋台フード【食と雑貨編】

 美食家を魅了してやまない国、台湾。その首都・台北を訪れるのは3回目だが、今回は現地の友人のおかげもあり、地元で人気の美味しいレストランや、興味深いエリアに足を運ぶことができた。

台北・永康街「永康刀削麺」の牛肉麺は牛肉のゆで加減と牛すじの具合が絶妙(筆者提供)

 まず取り上げたいのが、永康街。台北MRT「東門駅」の5番出口を出てすぐの人気エリアだが、ここはおしゃれな雑貨屋やカフェが密集する外国人観光客に人気のスポットであるだけでなく、地元の人たちに愛される老舗のレストランなども立ち並ぶカラフルな街だ。

 僕はここでまず、ランチを食べた。お店は「永康刀削麺」。40人ぐらい入りそうな大きめのお店だが、日曜の昼過ぎということで満席。一人だと自動的に相席になる。牛肉麺の大とピータン付きの豆腐を注文したが、牛肉麺の牛肉のゆで加減と牛すじの具合が絶妙で、ボリュームもあり食べ応え十分。麺はかなり太くスープはシンプルだが、脇役の大根も良い存在感を発揮。ピータンはかなりソフトで崩れやすかった。食事は3分ぐらいでサーブされるので、かなりのファストフードぶり。店を出る頃には長蛇の列ができていた。近所にある有名な某牛肉麺のレストラン(観光客がたくさん並んでいた)よりも圧倒的に安かった。

永康街6巷の「厚里 HOLI」は洗練されたシンプルなデザインのクオリティーの高い雑貨がそろう(筆者提供)

 その2ブロック北の永康街6巷には、魅力的な雑貨屋が軒を連ねている。「来好 LAI HAO」は1階だけではなく地下にもお店が広がる広めのスペースで、小物や化粧品、お酒までさまざまな品を取りそろえていた。「Bao Maison」はキッチュで個性的なデザインの小物が多く、台湾土産を買うにはもってこいのお店。その向かいの「厚里 HOLI」は、洗練されたシンプルなデザインのクオリティーの高い雑貨を多く取り扱っている。この3つのお店をじっくり見て回ったら、おそらく半日は過ぎてしまうだろう。この通りのお店では女性観光客を多く目にした。通りの角には本屋があったが、商品の多くは文房具だった。なぜなら目の前に小学校があるからだ。

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