UNLIMITEDルール初代王座をかけて栗秋祥悟とRIZINファイターの倉本一真が対戦。究極の「打撃vs投げ」は必至【KNOCK OUT】

「僕が歴史を作っていく」と栗秋

 倉本は昨年12月の横浜大会でKNOCK OUTに初参戦し、KNOCK OUT-REDライト級王者の重森陽太とUNLIMITEDルールで対戦。レスリングvsムエタイの異次元対決となったが、全日本レスリング選手権大会男子グレコローマン59kg級・60kg級で3連覇達成の倉本が“投神”のキャッチフレーズ通り、重森を投げまくったうえでのパウンドでTKO勝ちを収め、UNLIMITEDルールの凄みと可能性を見せつけていた。

 会見で倉本は「今回、こうやって大きい大会でタイトル戦を組んでもらったからには僕にも責任があるので、また半端じゃない盛り上げ方で年末の大会よりもえぐい試合をして勝とうと思っています」、栗秋は「半年ぶりの試合でタイトル戦。しっかりこのベルトを巻いて僕が歴史を作っていく」と初代王座の重みをしっかりと受け止めたコメント。

 今回、このタイミングで初代王座が設立されることについて倉本は「UNLIMITEDの試合は年末に1回やらせてもらっただけだが、山口さんに“早くタイトルを作ってください”と言って、タイトルができたので、自分のためにできたのかなと思っている。もちろん栗秋選手は強いので、結果自分が獲れれば最高だなと思っている」、栗秋は「6月のビッグマッチに絡めたのもうれしいが、いつでも戦える準備、タイトルを獲りに行く準備はしていた」とそれぞれ語った。