THE RAMPAGE 最年少の98年組が4人でフォトブック! 年上組に「こんなに大きくなったよ(笑)」

お気に入りの一枚を紹介する長谷川

 クリエイティブでアーティスティックな内容。ビジュアルページには90年代をテーマにしたものもある。

 龍は「拓磨だったらパンク、昂秀だったらバイクカルチャー、まこっちゃん(長谷川)だったらスケーターファッションのカルチャー、僕だったらレイヴのその当時の人になって、そういうファッションを身にまとうことで、育ってきたカルチャーを表現できてる気がしてます。1冊のカルチャー本みたいな感覚で楽しんでいただきたい」

お気に入りの1枚を紹介する4人

 龍はまた、フォトブックに掲載されているインタビュー企画も推しだとし、「話したことないこと、4人の関係性とか、たくさん出てきています。いつも漠然と伝えたいこと言うんですけど、その中身を伝えられる機会はあんまりなかった」。そして「僕らの感情が読み取れるセクションが結構あるので、そこを熟読していただきながら写真を見ていただくと、〈なるほど、龍ってこういうのやりたかったんだ〉とか、各々のスタイルが分かると思います。僕はそこを見ていただきたい」と語った。

 インタビューの中には、最年少、年下組としてかわいがられてきたことについて言及する部分もある。報道陣から「フォトブックを4人で仕上げて、年上組に何か言いたいことはある?」と聞かれると、4人は顔を見合わせ、鈴木が「とりあえず読んでいただいて……」。長谷川は「こんなに大きくなったよって!」と笑うと、「10年前、僕らは15-6歳で、今もガキンチョですけど、年上メンバーがずっと面倒を見てくれるというか、かわいがってくれて……10年経って、4 人で 1冊の本を仕上げた。自分たちの成長を先輩方に感じてもらえると思います」と、話した。

 一方、『DAYS』はカメラ好きでメンバーを撮り続けてきた後藤が、初めてフォトグラファ―としてTHE RAMPAGEの2024年を追ったもの。撮影のみならず、写真のセレクト、キャプションも後藤が担当している。完成したフォトブックについて聞かれると「愛情を込めて作ってきたからこそ素直にうれしいなって。本になると写真にも深みが出たような気がして、うれしい限り」と笑顔を浮かべた。

「一瞬を逃したくないんで、カメラを持ってる時は、構図とか何も考えず、とにかく枚数を撮って」と、後藤。「THE RAMPAGEの素」がポイントになっていたようで、「楽屋やリハーサル中の素の感じが出てるなっていうときはとにかく撮りました」。報道陣から、後藤自身は映っているのか?と聞かれると、「少ないです。でも撮ってる僕を見てメンバーが撮ってあげるよって撮ってくれてたのを積極的に使いました」

 大変だったのはキャプションを書くことだったそう。「写真って想像が膨らむものだと思うんですけど、せっかくなら僕が撮ってた時の気持ちだったり、何をしてる写真なんだろうって想像しやすいように1 枚 1 枚入れました。楽しんでもらえると思います」