「MXグランプリ」MCのケンドーコバヤシ「奇跡を目撃した。この大会、意外とすごい大会かもしれない」

(撮影・三田春樹)

自分が若手だった頃にこのMXグランプリあったら?

 自分が若手だった頃にこのMXグランプリあったら出たかったですか?

ケンコバ「出たかった。いや、勝てるやろうと(笑)。100万円もらえちゃう」

ザコシ「僕も出たかった。若手の芸風的にめちゃくちゃ合っているから」

ケンコバ「こういう奴らもいるのがお笑いの面白いところですからね。こういう奴らが飛び出せる機会となっていいんじゃないですかね。“こっちがおもろい”と言ってライブに通っている人ももちろんいますから」

久保田「僕は出たくないですね。僕が若手の頃だったら、先輩とかに金を借りたりすると思うんですけど、ああいう奴らは人の家に入って泥棒とかするような人間たちですから」

(一同爆笑)

久保田「俺はそういう集団に入りたくないと思います。自分の品位を下げたくはないです」
 
ケンコバ「何を言うてんのや。世界最大の犯罪者と言われてるのに」

久保田「やめてくださいよ! 逃げようかなフィリピンに」

伊藤「僕も出ないです。長く一緒にいると足首つかまれそうな気がするし」

ケンコバ「確かに。再びインディーズに引きずり戻される」

伊藤「たまに見て大笑いさせてもらうのがちょうどいいなって思ってます。もちろんプライベートであのメンバーの誰かと会うこともないですし」

ケンコバ「これね、ホント怖いところで。ああいうメンバーとつるんでいたら居心地が良くて、もうズルズル落ちていく自分に気づかずに数年経つっていう、お笑い界の悪いサイドなんです」

ザコシ「ずっと一緒に酒を飲めたりするんですよ」

伊藤「で、どっかのタイミングであの中から誰かが売れた時に、みんな大慌てするんですよ」

ケンコバ「“違う。このままいたらあかん”って(笑)」

 番組ではネタもキャラも強烈な芸人たちが3分間のネタを披露した後に各審査員が100点満点でジャッジ。その後に数値化されないフリータイム審査があり、そこでは一発ギャグやエピソードトークなどなんでもあり。果たして今後、どんな芸人たちが登場するのか…。

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