ジムに縁のある横浜BUNTAIでのメインを任された武居由樹「大橋ジムの看板を背負って戦う。横浜を沸かせたい」

王者・武居(左)と挑戦者のユッタポン・トンデイ

「練習から調子が良かったので、感覚的にはいい時の自分が帰って来ているなと感じている。明日が楽しみ。去年2試合は考えながらやっていた。それも大事だが、良くも悪くもあまり深く考えすぎず感覚で。めちゃくちゃ燃えている」とこれまでの発言通り、取り戻した野性味あふれるファイトを予告。

 この日の計量は日本ボクシング界ではまれな公開形式で行われたのだが、前日の告知にもかかわらず51人のファンが駆け付け「たけいー」「よしきー」と多くの声がかかったのだが「すごくうれしかった。自分のTシャツを着て来てくれたり。こういうのは本当に力になります」と感謝の言葉。

 リニューアルされた横浜BUNTAIでボクシングの興行が行われるのは初めて。そして所属ジムとも縁が深い会場とあって「大橋ジムにも縁のあるBUNTAIで今回は自分がメインを任されたので、大橋ジムの看板を背負って戦うぞという気持ち。横浜を沸かせたい」と締めくくった。

 同じく囲み取材に応じた所属ジムの大橋秀行会長は「武居は後半勝負になるのでは。相手はテクニックもあるし」と語った。

「Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ 武居由樹vsユッタポン・トンデイ&エドアルド・ヌニェスvs力石政法」(5月28日、神奈川・横浜BUNTAI)
◆メインイベント WBO世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦
武居由樹(大橋/王者)vs ユッタポン・トンデイ(タイ/挑戦者)

◆セミファイナル IBFスーパーフェザー級王座決定戦 12回戦
エドアルド・ヌニョス(メキシコ/同級1位)vs 力石政法(大橋/同級3位)

◆第4試合 日本スーパーフェザー級タイトルマッチ 10回戦
奈良井翼(RK蒲田/王者) vs 原 優奈(真正/同級1位)

◆第3試合 ライトフライ級 8回戦
礒金 龍(大橋)vs 山本智哉(横浜光)

◆第2試合 49.0kg契約 6回戦
荒竹一真(大橋)vs キティデッチ・ヒルンスク(タイ)

◆第1試合 スーパーフライ級 6回戦
山田龍斗(大橋)vs スリヤ・クライマネー(タイ)
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