力石政法がKO率100%のヌニェスに判定負けで王座獲得ならず。「取りあえずやり切った。今後については何とも言えない」

11R、徐々に圧のヌニェス。ヌニェスが左アッパー。力石はガードを固め回る。ヌニェスは左ボディー、右フック。ヌニェスは左ジャブを突きながら前進。力石はガードを固め回るヌニェス。は左ボディー。左に回る力石にヌニェスが右フック。力石の右アッパーを交わして左フックのヌニェス。ヌニェスは圧をかけて左ボディー。力石も左ボディーを返す。ヌニェスは詰めて右ボディー。力石は左のショートアッパー。ヌニェスが細かいパンチを放っていく。
12R、圧をかけて左ボディーのヌニェス。回る力石に左ジャブからパンチを連打のヌニェス。力石も左ボディーを返すがヌニェスの前進は止まらず、右ボディー。力石は左アッパー。一瞬動きの止まったヌニェスに右アッパー、左ストレート。ヌニェスもガードを固めしのぐ。そして前に出るヌニェス。力石はパンチの連打から左フック。力石は足を使って距離を空け右アッパーもヌニェスはクリーンヒットは許さず。力石は逆ワンツー。ヌニェスは頭を振りながら圧をかける。力石も左ストレート、右アッパー。ヌニェスもパンチを連打。打ち合いのまま試合終了。両手を挙げて勝ちを確信のヌニェス。
判定は115-113、116-112、117-111の3-0でヌニェスが勝利を収めた。
力石は試合後の会見で「自分で思うような動きと結果が出なかったんですけど、なんか今は、スッキリしています」と語った。
試合については「本当に強い選手なので打ち合ったら絶対に悪い展開になるかなと思って、足を使って距離を取ってという作戦だった。そのためにしっかり走り込んでスタミナもつけていたんですけど、4Rくらいから足の動きが極端に重くなりだし、これは12Rもたないなと思ったので、ガードで攻撃を受けて疲れさせてそのすきを狙って一発で倒すという作戦に変えたんですけど、ヌニェス選手がすごいうまくて、その一発も当てさせなくて、12Rまでコンテンパンにされたなという感じ。最後の1秒まであきらめずに頑張っていたんですけど、相手のほうが1枚も2枚も上手でした」などと振り返った。