〈アラサー女子のバチェラー6 語り〉「追う恋ばかりだった」王子が本性現す――?第5〜7話考察【ネタバレ有】

なぜか2回連続ジェットコースター。三半規管が強いバチェラー

 カクテルパーティでは、ツーショットデートができなかった女性が優先してツーショットで久次米氏と会話した。

 これまで、多くの女性たちと冷静な会話によるコミュニケーションを図ってきた久次米氏だが、ツーショットデートで距離を縮めていた辻󠄀本菜々子さん(30歳・元エンタメ系IT企業勤務)の涙は、愛おしそうに手で拭った。前話でパーソナルスペースを詰めた小田美夢さん(24歳・雑誌編集アシスタント)には、なんと今作初の「ほっぺキス」も。

ろい:一輝くん、平等マンとか言われてたけど、慣れてみれば全然平等じゃないよね。菜々子と美夢、美月季のこと好きすぎじゃない?

ミクニ え〜っ、でも楓さんにも「おもしれー女」って褒めてたし、紀穂さんにも怒っちゃうぞトークで楽しそうに会話してたじゃん!

ヒロ:男ってそのくらい、どの女の子にもやるんじゃないかなあ。しかも全員キレイでカワイイし。

ミクニ:これが男って生き物なのか……いやでも、一輝さんがそういう人なのかはまだ分かんないし! おもしれー女は、それほどタイプじゃなかっただけかもしれないからね。

旅慣れと共に本格的な品定めへ

 第6話は、久次米氏いわく「将来についての価値観を深める」がテーマ……と言いつつ、デートに行く女性によって、2人の間に流れる空気は違っていた。

 まずは、第5話で全員公開のお誘いという特別扱いを受けた石森美月季さん(27歳・インバウンドビジネス企画開発)がツーショットデートへ。その後、なかなか個人的なツーショットの機会がなかった加藤紀穂さん(32歳・ジュエリーブランド経営)とのツーショットデートが続く。

ミクニ:ちょっと一輝くんさあ、美月季とのデートの時だけテンション違くない? 「昨日のタキシードどうだった?」とか恋人に聞くやつじゃん!