空前の編み物ブーム!話題の手編みハンカチ「ニッタオル」を不器用記者が編んでみた

かぎ針編みの定番技法、細編みで編んだシンプルなニッタオル(『手編みのハンカチ ニッタオル101』より)

ずぶの素人、勇気を出して初めて「ニッタオル」を編んでみる

 ニッタオルの発案者という島田さんは「最初に作品を提案したのは2021年で、ニットのタオルで “ニッタオル” という名前をつけ、当社で毎月発行している編み物冊子や小売店、ウェブなどで紹介。個人的に思い入れがあったので出版社に持ち込みました。おしゃれな形にまとめていただき、SNS映えする雰囲気が合っていたのでは」とヒットを分析。使用した毛糸「オーガニックコットン ポーム」シリーズの売り上げも伸び「昨年6月の『~ニッタオル101』の発刊以降は前年の2倍以上の売れ行きで、書籍の中で扱ったシリーズ全体が満遍なく売れています」と喜んだ。

 キットの中には「ハマナカ ポーム ベビーカラー」2色、細編みとかのこ編み2種類の編み図入りで、どちらか1種を編むことができる。初めてでも編みやすそうな細編みのニッタオルを、手元に置いてあった母のかぎ針セットで編むことにして、marshellさんにポイントをレクチャーいただいた。右手で鉛筆を持つように5/0号のかぎ針を持ち、毛糸玉の中心から内側の糸を少しつかんで糸端を引き出し、左手の人差し指と親指の間に糸をかけて残りを中指・薬指・小指で持ち、人差し指と親指の間の糸を編んでいく。

キットの中には「ハマナカ ポーム ベビーカラー」2色、細編みとかのこ編み2種類の編み図入り