GLORY×RISEトーナメントに出場の麻火佑太郎「怖さを見せて勝ちたい」、3週間前にBreakingDown出場のYURA「ケガする前に倒せばいい」【RISE】

白鳥に敗戦後の心境をとうとうと語った麻火

 麻火は「3月にタイトルマッチでやられてしまって、かなりの長い期間、結構苦しくてメンタル的にもかなり落ちていたんですけど、こうしてまた世界で戦うチャンス、一番になれるチャンスというのをいただいたので、しっかりと予選を勝ち上がって、11月、まだシード選手の誰とやるかは未定なんですけど、次はやっぱり原口選手と戦って、決勝で白鳥選手かチャド・コリンズ選手にリベンジしたいというのを考えている。自分の想像通りにトーナメントが進んで、しっかりと優勝できるように全力で頑張ります」と1回戦を突破後の青写真も明かした。

 カタリンについては「かなりアグレッシブなファイター。過去の試合とあまりスタイルが変わっていないので、今もそのスタイルを強化していると思う。正直、もらったらかなり危ないっていうのもあるんですけど、動画を見ててもこの選手に負けてたら、僕も世界を獲れるレベルじゃないし終わりだなと思っているので、しっかりと圧倒して完勝したい。今回は倒しに行こうと思っている」と語った。

 また前戦の白鳥戦については「最後の5R目のダウンがラスト15秒だったと思うんですけど、この15秒が無限に頭の中でループして、気持ち悪くなるくらいずっとあのシーンが蘇ってきていた。試合が終わって第5代チャンピオンとして白鳥選手がずっとベルトを持っている状況で、ベルトを獲れなかった自分と獲った白鳥選手とのギャップみたいなものに結構メンタルをやられてしまって」とこの間の心境を明かしたうえで「でも次の試合に向けてなんですけど、この間の試合ちょっと平常心すぎたなというか落ち着きすぎたなと思っていて。5Rだったっていうのもあって、とにかく集中して平常心でやり切ろうと思っていたんですけど、そこで例えば自分がダウンを取った時に3Rにスタミナとかも全部捨てて倒しに行っていったらどうだったのかなと思いますし、そこの挑戦できない自分の弱さっていうのもあるので、次の試合はかなり相手もアグレッシブなので、僕もそのアグレッシブさを超えるぐらい攻撃的に行って、怖さを見せて勝ちたいと思っている。やっぱりその怖さがないと世界で戦っていけないって思うので、そこを期待していただければと思います」と前回の負けをしっかりと糧に次戦に臨むよう。