編み物ブームで「ニッタオル」にハマった記者が人気イベント「あみだおれフェス」に参加してみたら?

編み物2回目の記者は当然「編み物初心者さん」シールをゲット

 会場内に入ると、すでに思い思いの作品を編んでいる人がぎっしり! ちらほら男性の姿も見える。長机の空いているスペースに座り、毛糸とかぎ針セットと『手編みのハンカチ ニッタオル101』を取り出した。そういえば、キットについていた編み図にかのこ編みがあった。あれって多分この糸で編めるんだよな……とパラパラとページをめくる(細編みも編めていなかったのに)。しかし、道具の欄に「棒針5号」と書いてあって早々に諦めた。

 周りの人が黙々と自分の作品に取り組む中、ようやく細編みのニッタオルを編み始める記者。最初は5/0号のかぎ針に糸をかけて輪を作り、くさり編みで作り目を編んでいく。すると、左右からほぼ同時に「ニッタオルですか?」と声をかけてもらった。左隣の方は「編み物初心者さん」、右前の方は「先生できるよさん」。編み物はこの日で2回目ということと、これまでの経緯を語ると「最初のくさり編みはかぎ針の号数を2号くらい上げたほうが編みやすいですよ」という衝撃のアドバイスが。

 初めて編んだ時のつまずきポイント、目が詰まりすぎ “くさり編みの半目と裏山が拾えない” 問題はこれで解消できるのかと目からうろこが落ちた。何でも編み物は書籍に書いてあることが全てではなく、自分に合わせてやり方を調整していくものらしい。早速かぎ針を7/0号に替え、くさり編みの作り目を編み終えた。5/0号のかぎ針に替え、第2のつまずきポイント “細編みの往復編みの2段目が編めない” 問題にぶち当たった際にも「先生できるよさん」が丁寧に教えてくれた。

初めて買った編み物本『手編みのハンカチ ニッタオル101』、なぜか余った毛糸、母のかぎ針セットを持参