野田クリスタル「マッチョ芸人の賞レースを作りたい」自身初のボディメイク本が人気

お笑い芸人の野田クリスタルが7月17日、自身初となるボディメイク本『野田クリスタルのやせたいならスクワットやっとけ!』(発行・日之出出版/発売・マガジンハウス)の発売記念イベントを都内で開催した。
お笑いコンビのマヂカルラブリーで活躍する一方で、ジムの経営、ボディメイク本の刊行、マッチョ芸人の育成など、自身が積み上げてきたトレーニングの知識を生かして活動の幅を広げている。
イベント終了後の取材では「筋肉芸人としていろいろ仕事をしていて、わりとゴールかなみたいなところがあるかと思うが……」と振られると、「まだ麓かもしれない。伝えきれてない部分も多い」とのこと。そして「何せマッチョ芸人が青木マッチョしか売れてないって状況で、もう 2人ぐらい売れてほしいという気持ちがある。マッチョって大声を出して叫んでるだけだよねって思われてるのを変えていきたい。おとなしいマッチョもいるし。いろんなマッチョがいるんだと世間に伝えて、幅広い筋肉芸人に仕事を与えたい」と、静かに熱弁。

なにか新しくやりたいことはあるかと質問が重ねられると、少し考えて、「……やりたいなと思うのは賞レース。ボディビルとかではない、マッチョ芸人の賞レースみたいにやれたらいいなと思ってます。(審査基準は)……“面白い”でしょうね。マッチョであることだったら、さすがに意味が分からない。ボディビルですもんね。だからといって面白いだけになったらそれもそれで意味わかんねえなと。 M-1でいっかってなっちゃう。ちょっとその辺り悩んでます。マッチョ芸人の数がこれだけ多くなって、これまで芸人がマッチョになるってのはあったんですけども、今はマッチョが吉本に入ったりとかしていて、マッチョの新しい就職先になってきている。今後、マッチョは増え続けると続けると思うんで、そういうグランプリでやりたいなと思いますね」と、構想を練り始めていた。