プリプリ王者・瑞希がシングルトーナメント「東京プリンセスカップ」優勝を宣言「プリンセス・オブ・プリンセスがプリンセスカップを優勝したら、姫」【TJPW】

また、3月いっぱいで名古屋・栄を拠点とする人気アイドルグループSKE48を卒業し、4月からプロレスに専念している荒井優希は1回戦(8・2浜松)で、一昨年の準優勝者・上福ゆきとの対戦が決定した。荒井は一昨年、昨年とベスト4まで食い込んだが、決勝に進出したことはまだない。
荒井は「私はデビューしてから、毎年このトーナメントに出場させていただいているんですけど…。少しずつ一歩ずつ上に進んできた、そんな自分の成長を結果として残せた、自分を強くしてくれたトーナメントだと思ってます。今年はアイドルを卒業して、プロレスラー一本になって初めてのトーナメントになります。初戦から上福さんということで、とっても読めなくて手強い相手なんですけど、ありがたいことに戦いたいと言ってくれる選手もいますので、そんな戦いたいと思ってくれる気持ちを、今年の“最強の荒井優希”が簡単に超えていきたい。頑張ります!」と気合を入れた。
対戦する上福は「“ちゃん荒井”はどんどんすごくプロレスでたくましい、強い人になっていって。アイドルからプロレス一本になって、もうすぐ瑞希さんのベルトにも挑戦するし、めちゃめちゃ頑張ってて。一方、私は最近フワッと好きなアジアの国を回ってみたりとか、楽しげな試合をしたりとか…。アジアのベルトを落として、ちょっとやべえなと思うんですけど、最近ヒューストンに行ったら、床に転がってるライフスタイルを楽しんでいる路上の人たちが結構いて。虫にも動じないし、暑さも気にしないし、こういう人が最強なんじゃねぇって。私は東京女子を明日クビになっても、今日クビになっても別にワンチャン生きていける。だから無敵な人が一番怖いんだよというのを見せたいし…。2人(鈴芽、上原わかな)は、特に鈴芽は荒井ちゃんと試合がしたい、上原も目立ちたがり屋なので、話題になる荒井ちゃんときっと試合がしたい。だけど私は意地悪なのでさせません。さようなら」と上福節で荒井戦での勝利を誓った。
荒井と同じブロックになった、インターナショナル・プリンセス王者の鈴芽は1回戦(7・27新宿)で上原と激突する。鈴芽は「わかなとちょうど米国遠征で、最近シングルしてないねと話していたところだったので、まさかここで当たることになるとは。久しぶりのシングルだし、『ねくじぇね(トーナメント)』の勢いはずっとすごいなと思っていて。さらに予選を突破してきたということで、その勢いも実力も侮れないなと思ってます。そして反対側には、かみーゆ(上福)さんとも、しばらくシングルは戦えてないのでもちろん戦いんですけど…。去年の夏、私は荒井優希に敗れてベスト4に入れなかったから、今年は優希ちゃんに勝った上でベスト4、それ以上を狙っていきたいと思います。熱い夏にします!」と語った。
鈴芽と1回戦で対戦する上原は「先ほども、鈴芽さんがおっしゃっていたんですけど、ついこの間のテキサスツアーのダラスで、私は鈴芽さんから直接3カウントを取られてしまったので、難しいなというところもあると思うんですけど…。逆にこの経験を生かして、プリンセスカップで今回は私が勝ちたいなと思います。そして、もし初戦を突破できたら、待っているのは前回、私がこのプリンセスカップで敗退してしまった荒井さん、そしてOber Eatsでタッグを組んでいる上福さん。どちらが上がってくるか分からないですが、私はどちらとも戦いたい選手だなと思っていたので、絶対に初戦は突破して、私が勝ち進みます」と話した。