選挙戦最終日、RIZINの榊原CEOが久保優太候補の最後の演説に駆け付け「久保を国会で大暴れさせてみようよ」

最後は絶叫の久保候補

 久保候補は「今、立ち上がらないともうこの国は良くならない。もう本当に潰れかけた沈没してかけた国なんです。僕は現役引退を待っていられなかった。あることがきっかけで3年前に政治家になろうと思いました。そこから勉強しだして、世の中の矛盾点や社会のおかしさだったり、この日本のヤバさに気づいていきました。引退したら政治家になろうとか悠長なことは言っていられなかった。なので僕はまだ現役です。でも現役だからやることができる。現役の選手っていうのは本当に人に夢を与えたりとか希望を与えたり、“明日からまた頑張ろう”とか人の心は救えても、実生活では何も救えない。これを僕は3年前に身内がトラブルにあったことをきっかけに痛感した。“なんて無力なんだ。悔しい”って思った。だから僕はいつか政治家になって、みんなの実生活、家族だったり周りの人たち、そしていずれは地域や国民の人たち、みなさんを救いたいと思いました。今の既得権益、腐りきった政治をぶっ壊していきたい。これを一回ぶっ壊して、一回作り変えていかないと、もう日本はダメ。だから僕みたいなしがらみ、既得権益、忖度、一切ないような人間が、このような世界に、政界に入らないともうダメなんです」などと徐々に熱を帯び、最後は絶叫。

 そして20時の演説終了を前に「本当に破壊なくして想像なし。もう今のこの日本をいったんぶっ壊します。日本にもう失望して“どうせ自分の一票で世の中は変わらない”なんて思っているなら、ダメ元で構わないので最後、久保優太に託してみませんか」と訴えた。

 久保候補は2005年にキックボクサーとしてデビュー。ISKAオリエンタル世界ライトウェルター級王座、Krush -67kg王座など国内外の数々の王座を獲得。2017年には初代K-1 WORLD GPウェルター級王座を獲得し、K-1の中心選手として活躍も2021年にはMMAデビューを果たし、現在は総合格闘家としてRIZINを主戦場に戦っている。今回の参院選には日本維新の会から比例区で立候補している。

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