番狂わせに虎視眈々の赤田功輝に秋元強真が「残念ながら全然モチベーションは落ちてない」【超RIZIN.4】

秋元については「組みも打撃もやっぱトップレベルというか、バンタム級でもフェザー級でもランキングがあったら1位か2位に入るような選手だと思ってるし、RIZINの将来の顔になる選手だと思っている。だからこそやっぱりこういうチャンスはなかなかないと思う。穴もないし、メンタルも強いと思う。シンプルに今、自分がどれくらい通用するのか試したいですね。その上でも勝てる自信はあります」、試合展開については「俺はやることが決まっているんで、秋元選手次第じゃないですか。喧嘩祭りなんでケンカしに行きます」などと語った。
また「超RIZINってダウトベック選手みたいなハプニングも起きれば、アップセットも起きる大会じゃないですか。俺はそういう魔物が住んでる大会なのかなって思ってます。なんで今回は魔物が多分この試合にくっつくんじゃないかなと思ってます」と「超RIZIN.2」で緊急出場の鈴木千裕がパトリシオ・ピットブルを相手に起こしたアップセットを念頭に、自身も大番狂わせを起こすつもり。
その後も「同じサウスポーですけど、ダウトベック選手と俺は戦い方が全く違うと思うし、秋元選手は気持ちの入れ方だったりも難しいと思ってるし。それに加えて、自分は2週間前にBreakingDownなんですけどメインを張って倒してる感覚がまだ残ってるんで、そこはそのまま勢いで全部ぶつけられるっていう意味で、俺は勝負論全然あるんじゃないかなと。みんながいるほど差があるようには自分では思えないですね。やってやろうっていう気持ちになるし、勝率4.2%という意地を見せたい」、「シンプルな話なんですけど、秋元選手はまだ本当のガチンコのストライカーとやってないだろうって思ってるんで。練習とかではいろいろやっていて強いかもしれないですけど、本番の雰囲気って違うし。本気で殺しに来るファイターとやっていないと思うので、そこを当日見せたい。まあテーマはケンカですね」などと打撃戦に持ち込めば勝算ありと踏む。
今回は思わぬ引きの強さで出場を実現させたのだが「今の人生で今が一番やばいんじゃないですか? やっぱり自分でもちょっとびっくりしてるんですけど。なんか持ちすぎていて、この後怖えなって思うくらい。なんやかんやRIZINのデビュー戦も大晦日でやらせてもらってるんで、そういう面ではやっぱタイミング持ってんのかなって思ってます。キックの時のデビュー戦もたまたま相手がいなくて、格闘大戦争のMVP選手とプロデビュー戦が決まったりとか。そこでセミファイナルとかでってなってたんで、なんか本当に昔から格闘技はタイミングに恵まれていますね。競馬とかもこれくらい持ってるものがあると、今頃、全身ヴィトンとか着てたと思うんだけど、私生活では持ってないんですよね(笑)」と私生活では引きが弱いが、こと格闘技に関しては引き強の人生を送ってきたよう。