扇久保博正が「RIZINフライ級をUFCフライ級を超える階級にしたい」。ホセ・トーレス「RIZINの判定基準は自分に有利」【超RIZIN.4】

トーレスは「すごくショートなオファーで、自分としてもまた体重をたくさん落とさなきゃいけないし、準備期間が短いので正直に言うと今はもう疲れている。でも日本が非常に暑いので、体重を落とすことに対してすごく役立っているのかなと思う」などと現在のコンディションを明かした。
扇久保については「戦いたい選手としては最後の順番だった。それは恐れているとかそういう意味ではなくて、本当に一番タフな相手なのでベストなマッチアップを最後に持ってくるという意味。RIZINのチャンピオンとBRAVE CFのチャンピオンが決勝で戦うことが一番いいと思ったから、扇久保選手とは最後にやりたいと思っていた」などとその実力を評価。そのうえで「このマッチアップが一番注目されるだろうと思うし、この試合に勝った人間が補欠になることはおそらく絶対にないと思う」と準決勝への選出に自信を見せた。
試合については「自分はすごいスロースターターで、彼は試合開始からすごく動きがいい。でも彼は後半失速するので自分とは真逆。そしてRIZINの判定基準は全体で見るので自分に有利に働くのかなと思っている。扇久保選手は後半失速するし、フィニッシュがない。なので前半部分を耐えれば後半から自分のペースに持っていけると思っている。そして絶対にレスリングの勝負の展開になると思う。自分はものすごくプレッシャーをかける選手。扇久保選手はそういったプレッシャーに対して後半非常に苦手意識を持っていると思う。扇久保選手が打撃戦に持ってくるのであればカウンターを打って常に前へのプレッシャーをかけ続けることで、扇久保選手はレスリングをせざるを得ないような状況になると思う。これはネイト・ディアスvsコナ ー・マクレガーでコナが打撃戦に負けて、自分からテイクダウンを仕掛けた。そういった展開になるんじゃないかと思うので自分としては打撃での打ち合いを避けてレスリングの部分で勝負することになるんじゃないかなと思っている」などと語った。