征矢貴が「自分の限界を超える」と覚悟の出陣。ガジャマトフは「全局面において私が上」と自信【超RIZIN.4】

「早く戦いたい」と征矢

 そして「自分の限界を超えるということ。試合の勝ち負けっていうのはリングの上で考えてもしょうがないことなんで。勝つための準備をしてきたので、その能力を100%以上のものをゲームで出したい。自分の限界を超えるっていうのがテーマです」とこの試合のテーマを掲げる。

 征矢については前戦のドットソン戦で勝利はしたものの、ややアグレッシブさに欠ける内容だったことから、今回は特にアグレッシブな内容、「喧嘩祭り」らしい内容が求められているのだが、スタンドの殴り合いだけではなく、タックルからテイクダウンに成功しマウントで一方的にパウンドやヒジを落とし続けるのもケンカ。征矢も「もちろんそれもアグレッシブさがあればもちろん許されると僕は思っています」とのこと。

 また同門で苦楽を共にしてきた岡田遼が先日、9月に引退試合を行うことを発表したのだが、征矢は「修斗のデビューした日は岡田遼と一緒。寂しく思う気持ちはあるんですけど、彼は自分の格闘技人生の目標である修斗の王者になって、RIZINにも出場して、もう自分の格闘技をやり切ったのかなというふうに僕は思っていました。最後もう一回頑張って、後輩だったり応援してくれる人たちに引退試合を見せる。しかも修斗という自分の興行という舞台で見せるというのは、本当に同じ時期頑張ってきた仲間として、彼はすごいなと改めて思います」などと語った。