扇久保博正が「事実上の決勝戦」と認め合ったホセ・トーレスに判定勝ち。会見では「僕にとってタックルは逃げじゃない。攻め」【超RIZIN.4】

判定で扇久保に軍配が上がった
試合後の会見では「勝ててよかったです。寝技で今日は1本取ろうと思っていたのですが、ディフェンスと腰が強かったです」と試合を振り返った。
準決勝については「ちょっとそこは分からないですね。でもいけるんじゃないかなと思います。トーレスに勝てたってことは自分のなかでも大きいですけど、あとはファンが決めることなので、しっかり待とうと思います」と語った。
抽選会などでも「おぎの塩」を選手たちに配るなど「塩試合」をネタにしていたところもあるのだが「あれが僕のスタイルなので」と語ったうえで「ホセも強いので、もっとあそこからフィニッシュできるように、ここからまた頑張らないとなという気持ちがあります」と続けた。
試合終了間際にタックルではなく殴り合いを選んだことについては「殴り合ってました? 最後、ちょっと記憶がないんですけど、行くしかないと思って戦っていました」とのこと。また最後に組みに行くと「逃げている」ととらえられる可能性があることから、昨今は殴り合うことが流行っていることについては「僕にとってタックルは逃げじゃない。攻めなので。そういう考えはないですけど、今日は無意識で殴っていたのかもしれないですね」と語った。