THE RAMPAGE 浦川翔平が世界にひとつだけのビアグラスを作る!最高の乾杯を目指して灼熱の工作〈BUZZらないとイヤー! 第104回〉

さて、取材に伺った数日後、翔平さんが会社でリハーサルをしていると聞いて仕上がったビアグラスを届けに行きました。緩衝材でがっちりと梱包されたグラスを手渡すと、ていねいに外して、ご対面です……!
「上出来じゃないですか? マジで最初にデザインした通りになってる……チューリップみたいで超かわいい。色も綺麗に入ってるし。ここの縦のラインがちょっとだけウニョってなってるのもいいな。少し傾いてるところも……自分の首が傾いてるのとリンクしてるみたい(笑)」と、満足気です。
改めて、初めての吹きガラス体験について聞くと、「楽しかったですね。最初に流れを説明してもらったとき、全然頭に入ってこなくてどうしようと思ったんですけど、あの説明を聞いていなかったら、作業が遅れて、割れちゃってたと思います。あの大切さ、後から効いてきましたね」
グラスを大事そうに眺めながら「夏休みの宿題、こういうことをやれば良かったのに」と翔平さん。どんなことをしていたのかと聞くと、「カブトムシを幼虫から羽化させて、その様子を観察しようと思ったんですけど……出てこなかったんですよね。観察の最後の方はずっとサナギでした」と笑っていました。
工房に足を運ぶのは女性が多い、また子連れの方、家族も増えているそうです。中には、ガラスという取り扱いが難しい素材なのにも関わらず、アイアンマンの手を作った子もいたそうで、中村さんもチャレンジングなリクエストに燃えたそうです。
「子どもの頃に吹きガラスをやっていたら……いい思い出になったのになあ。……ああ、ビール飲みたくなってきた!」
世界にたったひとつしかない、しょへのビアグラスでお家で乾杯しちゃってください!
<取材協力>
なかむらガラス工房
【住所】東京都中野区上高田2丁目42-4
【電話】03-5318-9281
【URL】https://www.nakamura-glass.com/