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ヒョードルが日本ラストマッチで有終のKO勝利【12・29 BELLATOR】

2019.12.30 Vol.Web Original

PRIDE時代の戦友ランペイジを一発で仕留める

 元PRIDE無差別級王者エメリヤーエンコ・ヒョードルが「BELLATOR JAPAN」(12月29日。埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で日本ラストマッチに臨み、PRIDE時代の戦友でもあるクイントン・“ランペイジ”・ジャクソンと対戦。1R2分44秒でTKO勝ちを収め有終の美を飾った。

 PRIDE時代はヒョードルがヘビー級、ランペイジはミドル級だったのだが、

 約14年ぶりの日本での試合となるランペイジはPRIDEのテーマで入場。そしてかつてのように遠吠えを発しながら花道を歩くと、そこはPRIDEの空間にタイムスリップしたかのよう。違うのはこれから戦うのはリングではなくケージであるということ。

 1Rが始まりヒョードルがパンチを放っていくとランペイジはがっちりとガードを固めしのぎ、反撃のチャンスをうかがう。しかしヒョードルの手は止まらずケージに詰めてパンチの連打からハイキック。

ランペイジが“勝てばいい”と思っている若いファイターにチクり【12・29 BELLATOR】

2019.12.27 Vol.Web Original

日本ラストマッチのヒョードルと対戦

「BELLATOR JAPAN」(12月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日会見が12月27日、都内で開催された。

 エメリヤーエンコ・ヒョードルの日本ラストマッチの相手を務めるクイントン・“ランペイジ”・ジャクソンは久々の日本での試合に「とてもいい気分」笑顔を見せた。

 そして「さいたまスーパーアリーナは日本で試合をした初めての場所。試合会場という意味でのアリーナとしてもお気に入り。サクラバサンとやって負けてしまったけど演出として刑務所から出た直後だったので天井からケージに乗ってそこから下ろされたという面白い演出もあった。負けてしまったけどたくさんの声援をもらうことができた。控室に戻るときに女の子が一人寄ってきて、俺の耳にしゃぶりついてきたのが、すごく印象に残ってる。よかったら名乗り出てほしい。僕の耳が恋しがっているよ。だからまたスーパーアリーナでまた戦えることを楽しみにしている。なぜなら彼女がいるだろうからね」と初来日時のエピソードを明かした。

 また久しぶりに日本で戦うことについては「PRIDE以来になるが、PRIDEがなくなってしまって日本の総合格闘技が死んだような感じがしてたのだけど、RIZINが良い仕事をしてよくここまで復権したと思う。自分はアメリカにいて何が起きたかよく分かってなくて、日本のMMA界に悪い人間がいるのでは、とかアメリカではささやかれたりもしていたんだけどさ。でもファイターって純粋で、みんな家族を支えるために戦っているし、それが終われば互いに友情も生まれる。みんな純粋に良い試合を見せたいだけなんだ。だからその舞台裏にいる人について特に言うことはないけど、皆さんの前でヒョードル選手と戦うことで、昔のファンを呼び戻したり、あるいは新しいファンを掘り起こしたりっていう形で自分たちなら盛り上げることができると思う」などとベテランならではの視点で語った。

 そして一部で「全盛期を過ぎた者同士の試合」などと言われていることについては「そりゃそうだろうけど、だから何? 俺たちの試合が気に入らない奴はクソ食らえだよ」と意に介さない。

五味隆典が「QUINTET」参戦【12・12 QUINTET ULTRA】

2019.11.12 Vol.Web Original

UFC、PRIDE、STRIKEFORCE、WECの4チームでトーナメント

 桜庭和志がプロデューサーを務めるグラップリングの格闘技イベント「QUINTET」に五味隆典が参戦することが11月11日、発表された。

「QUINTET」は12月12日(米国時間)にラスベガスのレッドロックカジノで「QUINTET ULTRA」を開催する。 このイベントはUFC FIGHT PASSと桜庭和志のコラボレーションイベントとして行われ、QUINTETルールで1チーム5人の4チームによるワンデートーナメントで行われる。

 今回参加するのは総合格闘技の現在と歴史を語るうえで欠かせない4つの団体であるUFC、PRIDE、STRIKEFORCE、WECの4チーム。選手は各団体への個々のつながりに基づいて、それぞれのチームに加入することになる。

 この日、一部参戦選手が発表されたのだが五味が桜庭とともに「TEAM PRIDE」に名を連ねた。

 他チームの出場選手は以下の通り。他のメンバーは後日発表される。

「TEAM UFC」 ランブル・ジョンソン、 ショーン・オマリー

「TEAM STRIKEFORCE」ギルバート・メレンデス、ジェイク・シールズ

「TEAM WEC」 チャド・メンデス、グローバー・テイシェイラ

2年ぶり「UFC JAPAN」参戦のサン・プルーと井上が会見

2017.07.14 Vol.Web Original

■サン・プルー「私はショーグンのファン」
2年ぶりに日本で開催される「UFC FIGHT NIGHT JAPAN」(9月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の会見が14日、都内で行われ、大会のメーンに出場するオヴィンス・サン・プルーと、日本人最年少UFCファイターの井上直樹がメディアの取材を受けた。

サン・プルーはPRIDEで活躍し、日本での人気が高いマウリシオ“ショーグン”フアと対戦する。ショーグンとは2014年に対戦し、その時はプルーが1Rわずか34秒でKO勝利を収めている。

サン・プルーはショーグンについて「彼はMMAを大きく成長させた、アメリカでもブラジルでも日本でも有名な選手」と評し、一度はKOで完勝している相手との対戦となるが、「私は彼のファン。前回試合をした時もファンだったし今回の試合が終わった後もファンであり続けるでしょう」とショーグンに敬意を表した。

試合については「向こうの出方次第」としたうえで、試合当日はショーグンに多くの声援が集まることが予想されることについては「いい質問ですね(笑)。(ショーグンとは)ブラジルでも戦いました。彼にとって日本はホーム。僕にはプレッシャーはないが、彼のほうがホームで戦うことでプレッシャーがあるのではないか」と話した。

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