イモトが笠原弘希に大流血レフェリーストップ勝ちで初防衛に成功。「新しい象徴になりたい」と歴代S-cup王者狩りをアピール【SB】

1R序盤から激しい打撃戦(撮影・蔦野裕)
「SHOOT BOXING 2025 act.4」(8月9日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「SB日本スーパーライト級タイトルマッチ」で王者イモト・ボルケーノ(FIGHT SCIENCE)が初防衛戦でSB日本ライト級王者の笠原弘希(シーザージム)と対戦した。試合はイモトがドクターストップによるTKOで勝利を収めた。
イモトは2021年12月に村田聖明との王座決定戦を制し、王座を獲得。2023年からはオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチで戦い、芦田崇宏、樋沼朝光に連勝も、昨年はパトリック・ルイヘン、奥山貴大に連敗。奥山戦は2階級制覇を狙ってのウェルター級王座への挑戦だった。そこで負傷し、今回は約1年2カ月ぶりの再起戦となる。
笠原はこれまでフェザー級、スーパーフェザー級、ライト級とSB日本タイトルを3階級で獲得。今回は史上初の4階級制覇を目指しての挑戦となる。イモト不在の中、65kgに階級を上げ、SBだけでなくRISEのリングでも活躍。前戦ではRISEに参戦し「GLORY×RISE LAST FEATHRWEIGHT STANDING TOURNAMENT」の1回戦でロンペットに判定勝ちを収め2回戦に進出している。