K-1の玖村修平が2年ぶりの参戦「覚悟を決めてここにやってきた」。雅治を破りタイトル戦線殴り込みに意欲【KNOCK OUT】

2年ぶりの参戦となる玖村

 玖村は会見で「前回は2年前の9月に出場させてもらい、栗秋選手にやられてしまい、そこからずっとリベンジしたいと言っていました。KNOCK OUTさんからもオファーをもらったりもしていたんですが、K-1から“K-1に専念してほしい”ということで、この2年間はK-1で経験を積んできました。その後にいろいろあって。その時にKNOCK OUTに出たいと思ったんですが、今回のタイトルマッチが行われるというタイミングで出場できることをうれしく思っています。雅治選手は若くて勢いのある選手でKNOCK OUTで育ってきた選手だと思うので、そういった選手をしっかり倒して、2年前のKNOCK OUTへのリベンジだったり、KNOCK OUTファンの皆さんに自分のことを覚えてもらえるように頑張ります」と挨拶。

 また玖村は「前回は栗秋選手に勝ったらタイトル戦ができると思ったので継続参戦をアピールしたかったが、あの結果では強く言えないし、K-1にも“またKNOCK OUTに出たい”とも言えなくて、この時間が空いた。あの時は正直、いろいろあって格闘技から数カ月離れていて、ジムにも行かず、本当にもう格闘技は辞めようと思っていた。そういう時に栗秋選手が会見で僕の名前を出していたことをSNSで見て、そこですごいスイッチが入ったというか。次の日からジムに行くようになって、そこで“KNOCK OUTに出たいです”とK-1側に話して出場させてもらった。あの時、そんなパッと練習して勝てるほど甘くない世界だっていうことを痛感させられた。だけどそこで、やっぱ辞められないというか“こんなところで辞められないな”っていう気持ちになったんで、そういう意味もあってKNOCK OUTの山口さんには感謝していて。その感謝の意味も込めて、今すぐには行けないんですけど、雅治選手を倒したらタイトル戦線に絡んでいけると思うので、そういうアピールもしたい。でも先ばかり見ずに、今回、雅治選手を倒す、KNOCK OUTで自分を覚えてもらうということを考えて、今回は全力で臨みたい」と前回の栗秋戦前後からここまでの自身を取り巻く状況や自身の考えを述べた。