K-1の玖村修平が2年ぶりの参戦「覚悟を決めてここにやってきた」。雅治を破りタイトル戦線殴り込みに意欲【KNOCK OUT】

弟の将史が8月2日のRISE初参戦で志朗にリベンジを許してしまったのだが「その団体でそれぞれの選手が作り上げてきたものがある。みんなのプライドや覚悟というものを将史の試合で感じたし、僕も2年前の試合で感じた」とセコンドで目の当たりにした志朗と自身がリングで感じた栗秋の覚悟を挙げたうえで「僕も覚悟を決めてここにやってきた。そこは負けずに行きたい」と覚悟を決めての参戦であることを強調した。
また玖村としては栗秋へのリベンジを果たしたいところなのだが、栗秋の心は完全にUNLIMITEDルールに傾いており、キックルールでの試合は難しい状況。これに玖村は「栗秋選手も刺激を求めて今UNLIMITEDというルールに行ったと思うし、キックで戦う相手もいないんだと思うので、僕が王者になって盛り上げることができたら、そこでリベンジの機会というものを作れるかもしれない。大きい大会で僕が王者という状況で栗秋選手を挑戦者として迎えることができたらKNOCK OUTを盛り上げられると思うし、キックボクシングに一つの盛り上がりが生まれると思うので、そういう道を作るためにも、まずは一つ一つ勝って王者になりたい」と栗秋へのリベンジへの道のりを見据えた。
対する雅治は「自分もKNOCK OUTは5月以来の参戦ということで、またこうやってKNOCK OUT代表として他団体を迎え撃つという構図の試合にワクワクしています。前回の試合は勝ったんですけど勝ちっぷりがしょっぱかったので、今回はみんなに勝ちっぷりを見せたいと思います」と語ったうえで「フェザー級がどんどん盛り上がってくるということなので自分が荒らしていこうかなと思っています」とこちらはキャリアで上回る玖村を食ってのタイトル戦線への殴り込みに虎視眈々の姿勢を見せた。